2019/04/23 16:56:25 更新ラムドーピング&サフサイクルチューニングハーレーダビッドソン FXSTD ソフテイルデュース
HSCでは1979年の開業から一貫して「チューニング」という分野に力を入れてまいりました。 80年代ですでにシャーシダイナモを導入しホンダ二輪ディーラーとしてレースに明け暮れ、90年代にはハーレー、またビューエルをメインに扱うようになり、スポーツスターカップなどにも参戦してきました。 その後旧シャーシダイナモが壊れてしまいシャーシダイナモを使ったチューニングはしてきませんでしたが、90年代中盤から「ラムドーピング」という走行風をエアクリーナーに送り込みパワーアップを図る、というチューニングをメインに名前を知られるようになりました。 ラムドーピングは走行風を特殊な機械を介しエンジン内へ送り込むことでパワーUPを図る自然吸気のターボのようなものだと思っていただければ良いのですが、ハーレのエンジン特性、また日本国内のストップ&ゴーの多い環境とそのラムドーピングとローコンプチューニング(8:1〜9:1くらい)の相性が良く、早く走るだけではない、日本国内でもせわしないギアチェンジやアクセルワークにあくせくせず、加速すればモリモリパワーが出る走って楽しいチューニングを実現することができまし
その後,2007年にハーレーが全車インジェクションとなり、シャーシダイナモがなければ正確なチューニングができないということで、ウン十万円かけて旧式のシャーシダイナモを修理したのですが、およそ1年ほどでリターダー(ブレーキ装置)が故障してしまい(汗)その後思うようなインジェクションチューニングができない期間もありました。 2014年にご縁もありシャーシダイナモを導入する運びとなり、今では多くのインジェクションチューニングを施工させていただいておりますが、題名の通り、その間も年々件数は減ってはいますが、ずーっとキャブレター車両のチューニングは行ってまいりました。 前置きが長くなってしまいましたが、本日はそんなHSCのキャブレターチューニングのご紹介です♪

もう10年以上のお付き合いになりますFXSTDのK様 今まで吸排気から始まりFCR,ラムドーピングと施工させていただきお付き合いさせていただいておりましたが、走行距離も4万kmと伸びてきて、リフレッシュも兼ね、サフサイクルチューニングを行わせていただきました。 今回は ローコンプチューン

1550ccボアアップ

SE-203カム と施工させていただき、FCRのキャブセッティングで低速からの盛り上がりも意識し満足いく内容で製作することが出来ました♪ シャーシダイナモでの計測では当然ラム圧が掛からないローコンプエンジンなのでパワーは出ません。 すごく気持ちいいのですが、ラム圧が掛からないと真価を発揮できないので、いつか風洞実験をしてみたいですね!
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ハーレーダビッドソン