今回はお客様からのご依頼で「もう少しグリップの高いタイヤに変えたい」というご相談を受け 前後のタイヤを交換いたしました。 とはいっても前に乗っていらっしゃったバイクも同じタイヤを履かせていたので、信頼と実績のあるタイヤです。　　　

今回使用したタイヤは　「ブリジストン　BATTLAXシリーズ HYPER SPORT S20 EVO」というタイヤです。 こういった250㏄クラスの純正タイヤはバイアスタイヤであることが多いですが こちらの「S20」はラジアルタイヤで、尚且つグリップ力の高いタイヤになります。 250㏄クラスではあまり選択肢がないラジアルタイヤの中でも高めの性能を誇るタイヤと思います。 かといってガチガチのハイグリップタイヤな訳ではないので、よくハイグリップタイヤに見られるような特徴の「ドライグリップはいいが、ウェット性能は皆無」、「コンパウンドが柔らかい為、磨耗が早くすぐ交換時期がきてしまう」といったようなマイナス点をある程度カバーしているタイヤです。 Ｚレンジのタイヤもフロントのみ展開しているようですが、もちろん250㏄クラスなのでＨレンジです（笑）

CBR250RRの純正タイヤサイズが Ｆ　110/70R17M/C 54H Ｒ　140/70R17M/C 66H というサイズになっており バイアスタイヤは豊富に種類があるがラジアルタイヤはあまりない といったサイズなので、グリップ性能・ライフ・ウェット性能を求めるお客様にはピッタリなタイヤではないでしょうか。 こんなことを書くと「じゃあバイアスタイヤは駄目なのか」といったお声が聞こえてきそうで怖いですが、バイアスはバイアスなりのイイトコロがありますので、ご容赦下さい(笑) オーナー様も信頼と実績がある分お喜び頂いております。 やはりタイヤは地面に接するものであり、安全にバイクに乗る為の要ですので、安価だからといって変なタイヤには手を出さずに、しっかりと安心できるタイヤをオススメ致します。