2018/12/09 17:02:49 更新ホンダ DIO110 JF58  リアタイヤ交換 宇部市 ホンダ Dio110

作業実施日 2018/11/29

今回はDIO110のお客様! 走行が9000㎞ほどに達したのでリアタイヤを交換いたしました☆

交換前のタイヤです 真ん中のラインが薄くなってきています 実際にはウェア・インジケーターと呼ばれるスリップサインを参考に交換時期を見ます 真ん中の溝をぐるっと一周見てみると、溝の中に何箇所か膨らんでいる部分がありますが(タイヤのサイドウォールに△マークがあります。その延長線上。) そのスリップサインを見て交換時期を判断します。

さて、タイヤの交換ですがまずはマフラーを取り外します。 その次にホイールを外します

ホイール内にあるブレーキシューが出てきました。 ここによくブレーキダスト(摩擦によって生じた黒いカス)が溜まりますのでドラム式ブレーキのタイヤ交換の際はここをエアーで吹き飛ばします。

こっちがホイール側です。 ここにもブレーキダストがよく溜まるのでエアーで吹き飛ばしておきましょう。

この写真だと分かりやすいですね。 黒いカスがたくさん溜まっています。

タイヤの履き替えは割愛させていただきましたのでその他の作業実績をご覧ください(笑)

ホイールを装着し、ナットを締めこみます。

タイヤ交換の際に気をつけたいのが、このボルト。 何のボルトかわかりますか?? これ、マフラーを止めているボルトです。 ドラムブレーキのバイクは大概がマフラーを外しての作業になります。 外すのは簡単ですが取り付ける際、ボルトを斜めに入れてしまうと大変なことになります。 なんだか締まるのが固いなーとそのまま工具で無理やり締めこんでいくと、斜めにボルトが入ります。 その状態で走行し続けるとボルトが折れ、マフラーが脱落し非常に危険です。 最悪の場合エンジンケースの交換なんてことにもなりかねませんので注意が必要です。

しっかり止まりました。

交換後の新品タイヤです☆ 溝が深くて緑色のラインが入っています。

今回はついでにオイル交換も実施☆ というよりもオイル交換ついでにタイヤ交換したといったほうが正しいですね(笑) 日頃ユーザーの皆さまで各自点検をするのは難しい部分もあるかと思いますが、タイヤは路面に直接触れる唯一の部品です。 確認を怠るとスリップや燃費の低下などさまざまな問題が出てきますのでそういった事態を避けるためにもまずはオイル交換を各販売店で実施して下さい。 きっとタイヤの適切な交換時期を教えてくれるはずですよ(*^。^*)

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
Dio110
作業時間目安

40分

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