2020/02/03 17:04:19 更新ホンダ DUNK 走行中エンジンチェックランプ点灯 エンジン停止の修理他点検 ホンダのバイク修理、メンテナンスの事なら呉市の中央ホンダまで!ホンダ ダンク
ホンダの50ccスクーター、ダンクの修理です。 訴えの症状は「走行から10分程度でエンジン停止」 「エンジンチェックランプ点灯」 「5分程度休むとエンジン再始動」 自走での御来店でしたので、来店時のエンジン音から判断すると エンジン本体が壊れてはいない様子だったので、補器類のトラブルの可能性が大きいと判断。

ホンダのスキャンツールを接続して症状を探ると、冷却系に不具合がある様子。 整備し易いようボディカバー類を取り外して修理開始。 冷却水のリザーバータンク内は空っぽ。 ラジエター本体内部のクーラントまで減っているとタンクに補充しただけでは冷えないので、 ラジエターキャップを外して目視点検。


キャップを開けると、冷却水が見えない程に減っていた。 冷却水が減った為エンジンが冷えない>エンジン保護の為ECUがエンジン停止を指示 どうやらこのような感じでエンジンが止まった様子。 新車登録からの年数を考慮し、古い冷却水を抜いて新しいものと交換。 マニュアルには「冷却水を交換後エンジンを始動し、3〜4回スナップしてキャップを締める」 とあるが、このエンジンはサーモスタット付き。 キャップを締めてサーモスタット開弁温度までエンジンを暖気、 冷ました後キャップを開けて冷却水量を再度確認の方法を取った。

再度テスターに接続し、不具合が再発しないことを確認。 その他距離に応じた点検をお願いしますとの連絡があったので追加整備。


ブレーキフルードの確認。 液漏れではないが、パッド摩耗による液面の低下があり、 下限を下回っていたので新しいフルードと入れ替えて液量を適正に。


スパークプラグも交換歴が分からないとの事で点検。 車両に付いていたものが左側、新品が右側。 中心電極も丸くなる位摩耗しており、側方電極も厚みが変わる位摩耗が確認できた。 新品プラグのネジ山に焼付き防止の耐熱グリスを塗布して組付け。 エンジンオイルは交換されたとの事だったので、量のみ確認。

駆動系も点検したが、ドライブベルト クラッチシュー ウエイトローラー共に 摩耗限界までは十分余裕があったので、距離を定めて再点検ということで 交換部品は無し。 キックペダルの戻りが悪かったので、分解給脂後組み立て。 同時にエアクリーナーエレメントも確認したが、汚れが少ないので 再点検時に一緒に確認することにして作業終了。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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エンジン点検(冷却水交換含) | 1 | 11,000 | 11,000 | 課税 | |
ラジエタークーラント | 1 | 1,540 | 1,540 | 課税 | |
駆動系点検 | 1 | 3,520 | 3,520 | 課税 | |
ブレーキ液交換工賃 | 1 | 3,520 | 3,520 | 課税 | |
ブレーキフルードDot4 | 1 | 1,141 | 1,141 | 課税 |
課税-小計(①) | 20,721円 |
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消費税(②) | 2,072円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 22,793円 |
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