☆スズキ GSX-R1100 GU74A 納車整備 LAP 28 〜フロント廻り〜　エムフィールド 東京都立川市☆（エムフィールドの作業実績 2019/09/28）｜バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

続いていきます。 フロント廻りのメンテナンスは、フロントフォークからスタートです。

分解整備する前に、綺麗に出来る所は綺麗にしてから分解します。 最初に行った洗車でも、こう言ったブレーキキャリパー取付部の裏側などはなかなか綺麗にし辛い箇所です。 フォーク単体になっていれば思う存分綺麗に出来るチャンスなので、綺麗にします。 　綺麗にネ。

こうやって整備前に綺麗にしてあげた方が、部品の状態もよくわかるし、手も汚れないし、 工具も汚れないし、他の部品も汚れないから絶対イイ☆

中身は熟成？が進んでおり、イイかほりが漂って来ます…。 腐ったフロントフォークオイルの臭いって嗅いだことありますか？？？ どうやら過去に開封履歴有りですね。

ボトムケースのボトムにはヘドロが一杯…。 「フォークシールは抜けてませんか？？？」と聞かれることはありますが、 「フォークオイルは汚れてますか？？？」とは聞かれたことはありません。 中古車を購入するって、本当に難しいと思います。 どこで買うか。 誰と買いに行くか。 何を参考にして買うか…。 ホント、難しいと思います。

で、バラして行くと…。 やっぱり誤組されていました…。 オイルロックピースが上下逆に組んであり、ボトムケース下部に喰い込んでしまって外れない。

何とか外しましたが、少なからず部品にもダメージが出ている訳です。 フォークシールが抜けていなくて、オイル漏れがしていなくても 中身がこうなっていることもある訳で…。

綺麗に修正しておきます。

上が組んであった並び順。 下が正規の並び順。 キチンと組んで上げないと、キチンと性能は発揮されません。 つづく。