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Wear&Protector バイクトリビア
その4 レーシングスーツの歴史からマシンの進化がわかる
安全性だけじゃない
革ツナギの進化

 バイクウエアでどれがもっとも安全か?と問われれば、おそらくだれもが、レザースーツと答えるだろう。レザースーツ、つまり革ツナギは、ときに300km/h以上ものスピードでバトルを繰り広げるロードレースにおいて、必須のライディングウエアだ。その性能は、転倒によるダメージを最小限に抑えてくれるのも事実。
 しかしレザースーツは単に革のウエアというだけではない。レーシングマシンの進化と歩調を合わせるように、さまざまな機能性を持つようになった。
 プロテクター類の内蔵はもとより、ニースライダー、シャーリング、パンチングメッシュなど、安全性だけじゃなく動きやすさや快適性にまで、要求される機能は増えた。それらはすべて、レースを戦うライダーからのフィードバックなのだ。
 
1970年代
Jarno Saarinen
 フライング・フィンというニックネームを持ち、繊細で大胆な走りが人気。ケニー・ロバーツも参考にしたという、元祖ハング・オン。
1970年代 Jarno Saarinen
 
1980年代
Ron Haslam
 だれよりも速いスタートダッシュをきめることから「ロケット・ロン」とあだなされたライダー。息子も現在プロのライダーだ。
1980年代  Ron Haslam
1980年代中期
Wayne Gardner
 パワースライドを駆使したライディングとロスマンズ・ブルーのマシンカラーから「ブルー・サンダー」の異名を取った。8耐優勝経験を持つ。
1980年代中期  Wayne Gardner
1980年代後半
Randy Mamola
 体勢をより前に、より低く構えた ライディングで、外足はステップから離れたスタイル。これが有名な「マモラ乗り」だ。
1980年代後半  Randy Mamola
1980年代後半
Kevin Schwantz
 終始接近戦を展開しラストラップに繰り出す、巧みなレイトブレーキングでトップを奪うスリリングなレース展開が人気だった。
1980年代後半 Kevin Schwantz
 
1990年代中期
Aaron Slight
 スーパーバイク世界選手権で活躍。鈴鹿の8時間耐久レースでも岡田選手とペアを組んで優勝をしたこともあるライダー。
1990年代中期 Aaron Slight
1990年代後半
Simon Crafar
 長い手足でライディングしていたのが印象的なクラファー。ドニントンサーキットのレコードを持っているときもあった。
1990年代後半 Simon Crafar
 
KUSHITANI
アジルジャベリンスーツ
 レーシングテクノロジーを集結し、さらに進化した最新モデル。クシタニが誕生させた快適仕様のパンチング加工はもちろん、高い吸収機能を持つK-フォームを採用。転倒時の衝撃を緩和してくれる。右端のはノリックが着用したもの。
KUSHITANI アジルジャベリンスーツ KUSHITANI アジルジャベリンスーツ KUSHITANI アジルジャベリンスーツ
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その1 バイクに乗るときに守るべき部分は胸部である
その2 ウエア版エアバッグが存在する
その3 プロテクターにもヘルメットと同様に衝撃吸収性能が劣化してくる
その4 レーシングスーツの歴史からマシンの進化がわかる
その5 ライナーで雨をシャットアウトする
その6 シートベルト装着で乗るバイクがある
その7 バイク用エアバッグが存在する
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