ここでは現行モデルの中から『旅』と『スポーツ』、二つの目的にピッタリな車両BEST5を、
ガルル編集長小川氏にピックアップしてもらった。新車を買うなら是非参考に!
- スポーツ性を満喫するなら……
「1位のヤマハWRは、250クラスとしては抜群の完成度。車体、足周り、エンジン、どれをとってもよく作ったなと思える出来栄えです。2位のF800GSは、オフでスポーツできるギリギリの大きさと言えます。BMWが主催するオフ競技会でも使われるなど、大きな車両ながら高い走破性が魅力です。3位のセローは軽さと足つきの良さが魅力。初心者がスキルアップしていくにはベストな車両でしょう。4位のCRFは『旅』項目でも挙げましたが、スポーツ性の高さも良い。つまりどっちにも使える万能さを持っています。WRよりは重いですが、扱いやすさがそれをカバーしています。5位のベータは元気なエンジンと軽量な車体が魅力。価格も輸入車にしては手頃な部類と言えるでしょう」
よく動くサスペンションで抜群の走破性を誇るWR。エンジンのパンチ力もあり、飛ばして走りたいライダーにも人気。価格の高さがネックだが、買って損はない1台。
ウェア講座
- やっぱりオフ専用品が安心
滑りやすい未舗装路を走るつもりなら、転倒のリスクを考えて、オフロード専用の装備が必要だと考えたほうが良い。ヘルメットは視界が広いフルフェイスがベスト。モトクロスで使うゴーグル使用が前提のタイプは視界が狭いのでオススメしない。ブーツはモトクロスブーツでなく、エンデューロやトライアル用を選ぼう。モトクロス用はソールがフラットで歩きづらく、バイクを押したりする際にもグリップが効かないからだ。あとは膝パッドがあれば装備としてはバッチリと言える。