GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >アメリカンお買い得度ナンバーワン!
中古車平均価格の人気バイク!アメリカンお買い得度ナンバーワン!
ヤマハ TZR250R
ヤマハ TZR250R

ヤマハ TZR250R

ヤマハ伝統のTZ直系マシン

 ヤマハは70年代当時から市販レーサーTZシリーズの直系モデルと呼べる市販車を世に送り出してきた。もちろん名車RZもその一つであり、85年に登場したTZRもそういった経緯で登場したモデルだ。当初は並列2気筒(パラレルツイン)を搭載していたTZRも、途中で後方排気と呼ばれるモデルが登場する。これは一般的な車両とは違って、シリンダー前方にキャブが付き、チャンバーがシリンダー後方から伸びるという特殊なレイアウトでまさにレーサーが搭載していた方式だった。その後エンジンはV型2気筒へと進化し最終型まで踏襲された。

ヤマハ YZR500

TZRオーナーの憧れはYZR500!

マルボロカラーといえばやっぱりYZR500。マシンを操るE・ローソンやM・ビアッジなど個性的なライダーも人気を盛り上げた。

RZシリーズ

80年に登場し、その後の歴史を変えるほどのインパクトがあったRZシリーズ。これもレーサーTZ直系のエンジン設計だった。

RZR時代から続く排気デバイスを搭載!

 TZRにはYPVSと呼ばれる排気デバイスをエンジンに搭載しており、高回転域だけではなく、中速域での扱いやすさも狙ったエンジン作りを行っていた。もちろんこの技術は、レーサーYZRにも採用されていた機構であり、それと同じものが市販車に搭載されていたことは、多くのライダーにとって喜ばしいことだった。
 まさにレーサー直系の技術を味わえた時代の贅沢な装備といって良いだろう。

YPVSという排気デバイス

高回転域でのパワーを追求すると中低速域での特性が犠牲になるため、YPVSという排気デバイスを用いて扱いやすさを実現した。

歴代TZR相場表

歴代TZR 初期型1KT

初期型1KT

85年登場の初期型TZR。本格的なフルカウルとバラレルツインの高性能エンジンでヤマハ2ストファンを虜にした一台。

歴代TZR ニ型2XT

ニ型2XT

1KTの流れを汲む最後の車両が2XTだ。初期型のようなスタイルが好みで、より年式の新しいものが欲しいならばオススメ。

歴代TZR 後方排気の3MA

後方排気の3MA

後方排気という意欲的な方式を採用した3MA型。今でも一部マニアの間で人気の絶えない車両だ。ちょっとマニアックかも?

歴代TZR 3代目の3XV

3代目の3XV

パラレルツインに別れを告げ、V型エンジンを搭載した3XV。倒立フォークや特徴的なスイングアームがとにかくレーシーだった。

※相場価格はすべてGooBike編集部調べ

BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧