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この春は輸入車が熱い
BMW
BMW HP2 SPORT
従来のBMWの概念を打ち破る
HP2 SPORT
国内上陸決定(時期未定) 新車価格:未定
BMW HP2 SPORT
HP2スポーツを緊急試乗

 BMWフラットツイン搭載車のトップレンジ、HP2シリーズに待望のスーパースポーツモデルHP2スポーツ(以下HP2S)が追加された。そのインプレッションをいち早くお伝えしよう。
 実車を目にしての第一印象はレーシーの一言。カウル類はドライカーボン製で超軽量。シートレールを持たず、テールカウルがシートまわりを支えているところはワークスレーサーのようだ。このスパルタンさは今までのBMWにはなかった。じつに格好がいい。
 スーパースポーツとしては、前傾は緩めのポジション。足着き性は良好とは言えないが、車重は軽いし一般的な体格ならば問題ない。
 クラッチ操作の重さなども平均的なもので、これなら街乗りに使ってもストレスは感じないだろう。過激一辺倒なライバルたちと比べて明らかに快適性は高い。その辺りがBMWのBMWたる由縁だ。
 コースを走り出して、まず驚かされたのが低回転域から発揮される大トルク。大排気量ツインというとトルキーな乗り味を想像しがちだ。今までのBMWフラットツインはじつのところ高回転型エンジンで低中速は決して強くなかった。しかし、HP2Sは違うのだ。
 7500回転あたりでシフトアップインジケーターが点灯するが、リミットの9500回転までまわしてもパワーの落ち込みはほとんどない。標準装備のオートシフターを使い、小気味よくシフトアップしていくと、今までのフラットツインとは次元の違う加速力を味わうことが出来た。
BMW HP2 SPORT
 コーナーの進入では、180kgを下まわる軽い車重と、強力なブレンボ製ブレーキシステム、そして独自のテレレバーシステムの効果で、安定して効力を発揮する。
 コーナリング特性はニュートラルで安定感が高く、フルバンクさせてもまったく不安を感じさせない。ハンドリングに粘り強い手応えがあり、安心してマシンを振りまわすことができるのだ。
 ワイド化されたリヤタイヤと、装着タイヤの特性も関係しているのだろうが、兄弟車と言えるR1200Sと比較すると次元が違う。この絶大な安心感は、どんなライダーにもメリットに感じるだろう。今回はサーキットのみの試乗だったので、早くワインディングでの走りを確かめたいものだ。一刻も早い日本上陸を期待したい。
BMW HP2 SPORT リヤサスペンションは、シャフトドライブ特有のテールリフトを解消する独自のパラレバー構造。ショックユニットはオーリンズ製を標準装備する。
BMW HP2 SPORT エンジンはHP2シリーズの流れをくみつつ新設計。待望のDOHCヘッドが与えられ、理想的な燃焼室形状を実現するラジアルバルブ構造を採用する。
BMW HP2 SPORT フロントフォークには、ブレーキング時のノーズダイブを排除したテレレバー構造を採用。ショックユニットはリヤと同じくオーリンズ製を装備する。
BMW HP2 SPORT メーターは2D製の多機能液晶デジタルメーターで、データロガー機能を装備。ハンドルは垂れ角の調整など、ポジションのアジャストが可能とされる。
BMW HP2 SPORT 手前のマシンは、開発の一環として耐久レースに参戦した先行開発車両。ル・マン24時間では、総合16位、オープンクラス優勝という結果を残している。
BMW HP2 SPORT R1100Sで世界に先駆け採用して以来、センターアップのマフラーはBMWスーパースポーツの象徴。テールランプとウインカーは耐久性に優れるLED。
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷水平対向2気筒DOHC 4バルブ
排気量 1170cc
圧縮比 12.5:1
最高出力 98Kw(133ps)/8750rpm
最大トルク 115Nm(11.7Kgm)/6000rpm
全長×全幅×全高 2135×750×---mm
シート高 830mm
車両重量 178kg
燃料タンク 16L
タイヤサイズ F120/70-17 R190/55-17
2007-2008 松井 勉が予想する
BMWの動向
BMWのニューモデルラッシュは08年も続く。まずHP2スポーツの登場でオンロードスポーツの核を造り、R1200GSシリーズがモデルチェンジ。キープコンセプトながら各部のブラッシュアップぶりに注目が集まる。ヨーロッパで人気のミドルクラスにむけたF800GSが登場する。倒立フォークの採用など走破性の高そうなパッケージと、並列ツインのGSが今から楽しみ。F650GSも単気筒から並列2気筒800ccを搭載して登場。ミドル充実の年ともなりそうだ
インプレッション:戸田 隆 文:浅倉恵介 写真:BMW
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