ウェット性能の高いバイク用タイヤは?おすすめのタイヤ3選!
やはりバイクの大敵といえば雨。視界が悪くて走行が難しいだけではなく、路面が濡れているせいでスリップしやすい危険もあります。
そこで今回は、そんなウェットに強いタイヤの条件と、フルウェットの路面でもグリップ感が高い、おすすめのウェットタイヤをご紹介しましょう。ぜひ参考にして、安全性を高めるためにもウェットタイヤに変えることを検討してください。
ウェットに強いタイヤの条件とは?
ウェットの強さには「タイヤの溝の排水性」と「タイヤのコンパウンド」の2つの条件が関わっています。そもそも路面が濡れているとスリップしやすい理由は、タイヤがわずかながらも水の膜に浮くせいで、摩擦力が落ちてしまっているからです。したがってタイヤの溝がウェット用に工夫されていると、水をかきわけてタイヤが地面までしっかり沈みこむため、接地面積が常に広く取れる、すなわちグリップ感が高くなるのです。
また、さらにミクロの次元で路面のわずかな凹凸に逆らわず、接地面積を常に広い状態に保つグリップ力も重要です。これは特にタイヤのコンパウンド、ゴムの硬さ・柔らかさが影響します。
ウェット性能の高いおすすめタイヤ3選!

ウェット性能から選んだおすすめを3つご紹介しましょう。
ミシュラン「ロード5」
まず1つ目はミシュラン「ロード5」。排水システムに工夫されていてタイヤの表面が減っても排水溝がより広くなりウェット性能が高まる特殊な形状の溝が掘られています。
ブリジストン「T31」
2つ目のおすすめはブリジストン「T31」です。このブリジストンのシリーズはツーリングよりもスポーティよりのイメージがありますが、T30からのバージョンアップによってウエット性能がさらに進化。溝の配置と割合を厳密に工夫することによって、排水性を高めています。
メッツラー「ROADTEC01」
3つ目はメッツラー「ROADTEC01」。やわらかめで、タイヤの形が柔軟に変化しグリップ力を高めています。また溝の数も多く、大きな溝と細かな溝が絶妙に組み合わせられ、お互いにサポートし合いながら路面をしっかりと掴むように設計されています。
ウェット性能を過信せず安全運転を心掛けよう
以上のようなタイヤを選べば、濡れた路面でもまるで晴れている時のように走行ができます。とはいえ、どれだけ優れたタイヤであっても万能ではありません。一般道などで走るような時にはしっかり安全マージンを取ることを忘れず、慎重な走行を心がけてください。
まとめ
本記事は、2019年7月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。