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バイクのブレーキキャリパーの塗装方法

ブレーキキャリパーにペイントがしてあると、他のバイクとはひと味違ったドレスアップを楽しむことができます。しかし、塗装方法を知らずにペイントすると、すぐにはがれてしまい見た目が汚くなってしまいます。ここでは、ブレーキキャリパーの塗装方法について見ていきましょう。

上手く塗装できない原因とは?

上手く塗装できない原因とは?

ブレーキキャリパーの塗装が上手くいかない原因として、以下の2つが考えられます。

塗料が原因の場合

  • 熱に弱い
  • 溶剤に弱い

ブレーキキャリパーはブレーキを使用すると、触れられない程の高温になります。そのため、塗料が耐熱仕様でないと、熱によってはがれ落ちてしまいます。また、バイクの洗浄には水だけでなく、さまざまなケミカル剤を使用します。溶剤への耐性がないと、洗浄時に塗装がはがれてしまいます。

塗装作業自体が原因の場合

  • キャリパーが汚れたまま塗装した
  • 脱脂をしていなかった
  • 下地を整えていなかった
  • 乾燥した状態で塗装しなかった など

下準備が十分でない状態で作業を行うと、塗料に問題がなくても、塗装ははがれやすくなってしまいます。

ブレーキキャリパーを塗装する方法

セルフでブレーキキャリパーを塗装する場合、以下のポイントを押さえて塗料を準備しましょう。

ブレーキキャリパーに適した塗料

  • プライマー(下地)
  • 塗料
    • ウレタン塗料
    • アルマイト塗料(アルミ製キャリパー)
    • アルミ専用塗料(アルミ製キャリパー)
  • クリアー(仕上げ)

ある程度耐熱性に優れ、ブレーキキャリパーに適した塗料を選ぶのがベターです。次にブレーキキャリパーへの塗装方法を見てみましょう。

塗装手順

  1. ブレーキキャリパーを磨いて余計な汚れを落とす
  2. 脱脂剤を使い塗装しやすい状態をつくる
  3. 塗らない部分のマスキングシートを作成しておく
  4. プライマーで下地を作る
  5. 本塗装を行う
  6. クリアーで仕上げる

注意点

  • スプレーでの塗装がおすすめ
  • 裏まで塗装すると見た目がきれいになるが他のパーツを汚さないようにする

セルフで行う場合、裏側の塗装は手間がかかります。しかし、全て塗装することで、どこから見てもきれいな仕上がりになるでしょう。

業者に依頼する場合の工賃は?

きれいに塗装したい場合は、業者に頼むのが一番です。塗装の工賃の目安は以下の通りです。

  • 1本あたり…8,000円~30,000円程度

バイクショップによって値段に差があるので、事前に見積もりを出してもらうことをおすすめします。また、ブレーキキャリパーの塗装は、ブレーキフルードに影響を与える可能性があるため、あまり推奨していないメーカーもあります。確実かつ安全に、塗装済みのブレーキキャリパーを取り付けたい場合は、専用品を購入することも視野に入れましょう。まずはバイクショップへ相談することをおすすめします。

まとめ

  • ブレーキキャリパーは耐熱性や耐溶剤性がある塗料でないと上手く塗装ができない
  • 塗装方法が悪い場合も塗装がはがれる原因となる
  • 塗装はプライマーを塗りウレタン塗料などで色付けし、クリアーで仕上げる
  • バイクショップでの工賃の目安は1本あたり8,000円~30,000円程度

本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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