バイクの車検を即日で終わらせる方法&預かり期間が長くなる理由
バイクを車検に出す際、「バイクが手元に戻ってくるまでの期間」は気になりますよね?特に通勤・通学などの具体的な用途がある場合、1日でも早く車検が終わるに越したことはありません。
そこで今回は、バイクの車検を即日で終わらせる方法や、どのような場合に預かり期間が長くなってしまうのかについて解説します。
車検は指定工場と認定工場の2種類
バイクを車検に出す際は、法定整備を行ってくれるバイクショップへ依頼する方法が一般的です。車検のための整備を受け付けているショップは「整備工場」と呼ばれますが、整備工場には特徴の異なる2つの分類があります。それぞれどのような特徴があるのか確認しておきましょう。
指定工場:
整備士資格(国家資格)を持つ整備士が複数名在中し、規定の設備を備えた整備工場を指定工場といいます。指定工場では陸運支局に行くことなく車検を通すことができるため、民間車検場とも呼ばれています。
認定工場:
車検のための検査ラインを持たないバイクショップは認定工場と呼ばれます。認定工場では法定整備を行ったのち、陸運支局にバイクを持ち込んで最終検査を受ける必要があります。
指定工場の車検が早く終わる理由

指定工場へ車検を依頼すると、早くて即日終了します。前述のように、指定工場では整備を行った車両を陸運支局へ持ち込む必要がないため、整備と最終検査を1日で済ませられます。
また、バイクのプロが整備・点検を行うため、万が一検査に不備があった場合も素早いメンテナンスが可能です。指定工場で即日車検してもらうためには、混雑状況に左右されないよう事前に予約を入れておきましょう。
車検の預かり期間が長くなるケース
整備工場へ車検を出す際に、認定工場を選ぶと指定工場に比べてバイクの預かり期間が長くなります。指定工場へ車検を依頼する場合でも、事前の予約がないと混雑状況によっては車検に1日以上の時間がかかるため注意しましょう。このほか、以下のような状態に当てはまる場合も預かり期間が長くなることが予想されます。
車検の所要時間・日数が気になる場合、整備を依頼するバイクショップへ事前に問い合わせてみましょう。問い合わせの際は、「指定工場」か「認定工場」なのかを確認しておくことも大切です。
まとめ
本記事は、2019年9月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。