ホンダ CRM250AR
初度登録年別カタログ
INFO
95年のダカールラリーやバハ1000といったオフロードラリーに参戦したホンダの2サイクルワークスマシン。EXP-2で研究されたAR燃焼とは、2サイクル独特の未燃焼ガスをそのまま排出される前に、排ガスの余熱を利用して、排気ポートに設けたバルブで燃焼させるというもの。トルクと燃費向上、燃焼技術を研究したマシンだった。その技術を市販に結びつけたのがCRM250AR。それまでのCRMとは異なった滑らかかつパワフルな走りを見せるのが大きな特徴だ。
主要スペック
| 型式 | MD32 |
|---|---|
| 全長(mm) | 2195 |
| 全幅(mm) | 825 |
| 全高(mm) | 1215 |
| シート高(mm) | 895 |
| 乾燥重量(kg) | 114 |
| 総重量(kg) | 127 |
| サスペンション型式(前) | テレスコピック式(倒立サス) |
| サスペンション型式(後) | スイングアーム式(プロリンク) |
| キャスター角(度/分) | 27/35 |
| トレール(mm) | 113 |
| ブレーキ型式(前) | 油圧式ディスク |
| ブレーキ型式(後) | 油圧式ディスク |
| タイヤサイズ(前) | 3.00-21 51P |
| タイヤサイズ(後) | 4.60-18 63P |
エンジン・トランスミッション
| 型式 | MD32E |
|---|---|
| エンジン種類 | 水冷2サイクルクランクケースリードバルブ単気筒 |
| 総排気量 | 249cc |
| 圧縮比(:1) | 6.7 |
| ボア(mm) | 66.4 |
| ストローク(mm) | 72.0 |
| 最高出力(kW/rpm) | (40PS)/8000 |
| 最大トルク(N・m/rpm) | (4.0kg・m)/6500 |
| 始動方式 | キック式 |
| 点火方式 | CDI式マグネット点火 |
| クラッチ方式 | 湿式多板コイルスプリング |
| 変速機型式 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料供給方式 | キャブレター |
| 潤滑方式 | 分離潤滑式 |
| 燃料タンク(L) | 11 |


