■スタイルの特徴
排気量50cc以上のクラスにも様々なスクーターがあります。国内では長い間“スクーター=50ccの原付”でしたが、海外では小型スクーターといえば125cc以下は全て同一のカテゴリーです。
1995年ヤマハ・マジェスティのデビューからビックスクーターのブームが到来。それ以降、大排気量のスクーターが続々と登場しました。現在はエアロデザインを取り入れたアグレッシブなデザインで、大人が乗れるスポーティーで大柄なスクーターというカテゴリーが拡大し、125cc以下の「原付二種」免許制度がスタートしてからは125ccクラスのバイクに乗りやすくなったことで、より多様なスクーターが次々と生まれています。
■代表的なモデル
ヤマハ・マジェスティSは大容量のメットインスペースを備えた利便性の高さとスポーティーな走りで、大型スクーターというカテゴリーをリードしてきたロングセラーの現行モデルです(155cc)。ホンダ・PCX(124cc/152cc)やスズキ・スカイウェイブ(250cc/400cc/650cc)など、様々なサイズのスクーターを、バイクメーカー各社がラインナップしています。
■どんな方におすすめ?
座席に座って運転できるスクーターは、運転姿勢が楽な点も大きなメリットです。大柄な大排気量のスクーターであれば収納スペースも多く、荷物を積載できる拡張性もあるため、ツーリングも楽しめます。デイリーユースはもちろん、スポーティーな走りでレジャーにも活用でき、より多彩な楽しみ方ができるようになっています。