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ドゥカティ(Ducati)の代表的ネイキッドバイク、モンスターの魅力とは

ドゥカティを愛するライダーには、誰がなんと言おうと曲げられない「こだわり」を持っている方が大勢います。そんなライダー達に「あなたにとってドゥカティの魅力は何?」と問えば、何通りの答えが返ってくるかわかりません。

ここでは、コアなファンの心を掴んで離さない、ドゥカティの代表車種「モンスター」についてご紹介します。

モンスターの歴史

ファンの心を掴んで離さないモンスターが初めて世に登場したのは、1992年のことです。

イタリアのメーカーであるドゥカティから発表された一台のバイクは、必要なものを出来る限りコンパクト化し、機能的かつシンプルなフォルムとして世界から注目を浴びるようになりました。

そして、その衝撃は当時バイクブームが盛んだったヨーロッパに1つの変化をもたらします。ヨーロッパでは、その当時「ネイキッド」と呼ばれるジャンルは確立されていませんでしたが、多くの人に衝撃を与えたモンスターは、ネイキッドの範例として位置付けられていきます。

その後、ドゥカティでは正式に「モンスターシリーズ」の製造・改良が進められ、現在では数十種類ものモンスターが販売されるようになりました。そんなモンスターは、1992年から現在までで13万台以上もの台数が出荷され、世界中のネイキッドファンおよびにドゥカティファンを魅了し続けています。

機能性、個性を削ることなく進化を続けるモンスターは、バイクに乗ることの楽しさやそれにかける情熱を一人でも多くのライダーに体感してもらうため、これからも進化し続けていくのではないでしょうか。

モンスター、その魅力とは?

モンスターに乗る方へマシンの魅力を問うと、その多くは真っ赤な存在感でも、洗練されたフォルムでもなく、「トラクション感」と答えるそうです。トラクション感とは、アクセルを開けた際にリヤタイヤが勢い良く地面を蹴った際の衝撃のことですが、これこそがモンスターならではの魅力ではないでしょうか。

バイクに対する好みは人それぞれですが、常人には扱いづらいものを制することが出来ると、大きな優越感や征服感に満たされます。モンスターにおいては、それが最高に刺激的なのです。

このように、マシンそのものにメーカーの個性が光っていると、その個性を求めたライダーから熱い支持を受けます。

普通自動二輪でも乗れる

また、国外メーカーのバイクの場合、大型免許を必要とすることが多いですが、モンスターには普通自動二輪免許(中型)で乗れるラインナップがあるのも魅力の1つです。初めてバイクを手に入れる時、国外メーカーの暴れ馬を乗りこなしている自分を想像してみてください。一癖も二癖もあるバイクだからこそ、乗りこなせた時の一体感や満足感は計り知れないものになるはずです。

マシンの性能やスペック、強み

まるでレースバイクのように、無駄なものを取り除いた設計は、車体の取り回しやすさや快適な走行性能を実現しています。スリムなシートから丸く大きなタンクに繋がる独特なフォルムを持ちますが、ライディングは程よい前傾姿勢でストレスのないハンドル操作が可能です。

また、後部はパッセンジャーへの負担が少ない設計が用いられているので、タンデムを楽しみたい方にもおすすめです。フットペグやハンドルバーは標準装備になっている車種が多く、メーカーコンセプトのように「無駄なものがなく機能的」な一面があらゆる部分で光っています。

ドゥカティでは、メンテナンスにおいてもライダーの負担を軽減するべく、オイル交換は15,000kmに一度、バルブクリーニング整備は30,000kmに一度となるよう最先端技術を導入しています。

マシンの性能やスペック、強み

おすすめの車種情報

モンスターは、400ccから上は1200ccまで、多くのラインナップを展開しています。カラーリングは、ドゥカティロゴを彷彿させる鮮やかなレッドが取り入れられた車種が目立ちますが、現行のバイクにはシルバーやホワイトを織り交ぜたものも多くあります。

中でも日本で人気を保ち続けているのがモンスター696やモンスター400です。

モンスター696は数あるネイキッドの中でもシート高が低いことで足つき性が良く、軽量化されているので初心者や女性にも乗りやすいと言われています。

また、モンスター400は日本専用設計で製造された車種と言われています。日本の細く入り組んだ道路でもマシンの特性を活かせるよう、軽く取り回しやすい特徴を持つので、初心者〜ベテランまで多くのライダーに愛されています。

新車や中古車の価格帯

モンスターは、他の海外メーカー車に比べて手が届きやすい価格なのも人気の理由です。車種、排気量によっても異なりますが、新車でも数十万xA訓00万円台、中古車なら50万円前後で購入出来るものもあります。

他に比べて車体価格がこれだけ安いと、何かあるのではないかと感じる方もいるかもしれません。ドゥカティは、時として「故障が多くて維持費が高い」と耳にする機会がありますが、これは「故障」ではなく「消耗パーツの劣化」等による現象である場合がほとんどです。

そのため、定期的なメンテナンスとマシンに負担をかけない乗り方さえ出来れば、故障や維持費を過度に気にすることなく長くモンスターを乗りこなしていけます。

まとめ

バイク選びでは、“自分がバイクに求めるものは何か”を明確に出来ると、後のバイクライフや愛車が、人生にとってかけがえのないものへと変わっていきます。モンスターの魅力に惹かれた方は、お気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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