バイクのナンバープレートを再発行する方法
バイクのナンバープレートを盗難されたり、紛失したりした場合に行う手続きがナンバープレートの再発行です。再交付はバイクの種類毎に必要書類や手続きの細部が異なりますので、排気量別に紹介します。
再交付の基本
バイクのナンバープレートの再交付ですが、原付バイクは市役所、それ以外は陸運局で行います。ナンバープレートを盗難されて再発行してもらう場合には、先に警察署への届け出が必要です。届け出をしていないと、再交付の費用が自分持ちになってしまうこともあります。
また、紛失や盗難にあった場合にはナンバープレートの番号を変更しなければいけませんが、事故等でナンバープレートを破損しただけであれば、前の番号を新しいナンバープレートでも使えます(文字の判別が不可能なレベルの損傷は番号変更もあり得ます)。
再発行の代行サービスも、行政書士等に依頼すれば、数千円から数万円程の費用で依頼出来ます。国家資格を有した法律の専門家が手続きを代行してくれます。郵送対応している場合も多いので、事務所等に出向かなくても手続きを終えられることもあります。
軽二輪バイク(126cc〜250cc)の場合
再交付は陸運局で書類に記入して行います。費用はナンバープレート代、そして申請用紙費用として数百円程度かかります。必要書類は軽自動車届出済証記入申請書(陸運局にあります)、軽自動車届出済証 、自賠責保険証明書 、印鑑、軽自動車税申告書(陸運局で発行してもらえます)、そして理由書が必要です。理由書は様式が決まっていませんから、自作したりインターネットでテンプレートをダウンロードします。また、前のナンバープレートがある場合は、返納義務があるので一緒に持って行きましょう。
小型二輪バイク(251cc以上)の場合
小型二輪バイクのナンバープレート再交付も、軽二輪バイクと同じように陸運局で申請を行います。ただ、軽二輪バイクと必要書類等が異なるので気を付けましょう。費用はナンバープレート代と申請用紙費用として数百円程必要です。必要書類としては申請書(陸運局で入手します)、手数料納付書(こちらも陸運局で入手します)、自動車税申告書(陸運局で発行してもらえます)、車検証、理由書、そして印鑑です。また、ナンバープレートがあるなら、返納のために持って行く必要があります。
原付バイクの場合
原付バイクのナンバープレートの再交付は、市役所で書類に記入して行います。原付バイクの場合はナンバープレートを再取得する前に、廃車手続きが必要です。盗難の場合なら費用はかかりませんが、紛失や破損の場合には住んでいる地域によって数百円程度の弁償金が請求される可能性があります。
申請に必要なものは廃車申告書、標識交付申請書、標識交付証明書(別名:登録証)、印鑑、そして身分証明書です。標識交付証明書はナンバープレートが発行された際に渡される書類です。もし紛失して手元に無い場合は、原付バイクを登録した市役所の窓口で再発行が出来ます。運転免許証と印鑑を持参して申請しましょう。
破損時に再発行してもらうケースでは、原付バイクの場合もナンバープレートが残っているなら一緒に持って行きましょう。
まとめ
バイクのナンバープレートを紛失したり破損したりした場合は、今回紹介した手順を参考にして、ナンバープレートの再交付手続きを行いましょう。
本記事は、2016年5月20日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
最新記事一覧
-
バイクを維持する 2024.12.25 up 自賠責保険の解約の流れを解説|バイクの場合の必要書類や返金額は?
-
バイクを維持する 2024.12.25 up バイクの自賠責保険の解約返戻金とは?返金額の計算方法と手続きの流れ
-
バイクを維持する 2024.12.25 up バイクのオイル交換前に暖機は必要?適切なオイル交換のタイミングや手順も併せて解説
-
バイクを維持する 2024.12.25 up バイクのフロントフォークオーバーホールの費用・工賃の相場とは?一般的な作業手順も解説
-
バイク買取 2024.10.29 up バイクの下取りとは?買い取りとの違いやメリット・デメリットを解説
- もっと見る