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【天守閣編】城めぐりはバイクで!おすすめのお城と見どころ、注意点5選を解説

近年、老若男女を問わず城めぐりが人気を集めています。「お城を見るのが好き」「お城の歴史に興味がある」など、人々がお城に魅了される理由はさまざまでしょう。こうしたなか、今まで城めぐりをしたことはないけれど、これから挑戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、城めぐりにおすすめの天守閣のあるお城や、外せない見どころを紹介します。バイクで城めぐりに行く場合の注意点も説明するので、これから城めぐりを始めたい方はぜひ参考にしてください。

バイクでの城めぐり|現存天守12城とは?

ひと口に城といっても、建物が残っているものから、堀や土塁だけが残っておりかつてのお城の名残を楽しむものまで、その種類はさまざまです。ここでは、日本全国にある城のなかでもぜひ制覇したい現存天守12城を紹介します。

現存天守12城とは天守閣のあるお城で、江戸時代以前から現在まで存在しているものを指します。12城めぐりをしながら、それぞれの天守閣の違いを比べてみるのも楽しいかもしれません。

名称 所在地 指定種別 建築年
弘前城 青森県弘前市 重要文化財 1811年
松本城 長野県松本市 国宝 1615年頃
丸岡城 福井県坂井市 重要文化財 1576年
犬山城 愛知県犬山市 国宝 1537年
彦根城 滋賀県彦根市 国宝 1622年
姫路城 兵庫県姫路市 国宝 1609年
松江城 島根県松江市 国宝 1611年
備中松山城 岡山県高梁市 重要文化財 1683年
丸亀城 香川県丸亀市 重要文化財 1660年
松山城 愛媛県松山市 重要文化財 1852年
宇和島城 愛媛県宇和島市 重要文化財 1666年
高知城 高知県高知市 重要文化財 1749年

まずはここから!城めぐりなら国宝5城へ

現存天守12城のうち、どこから城めぐりを始めようかと迷ったら、まずは国宝に指定されている5つのお城を訪れてみてはいかがでしょうか。以下、国宝5城の概要と営業時間・アクセスを紹介します。

姫路城

姫路城は世界文化遺産に登録されたお城で、世界の宝といっても過言ではありません。城壁が白漆喰で塗られた美しい姿から、「白鷺城」の愛称でも親しまれています。五重六階・地下一階の大天守閣と3つの小天守閣が連結しており、大小さまざまな天守閣を楽しめます。

【営業時間】

12月29日・30日は定休日

9:00~17:00(16:00閉門)

【アクセス】

JR「姫路」駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩約5分。JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分

彦根城

彦根城の天守閣は三重三階と小ぶりながら、その美しい佇まいは必見です。屋根には3種類の破風(はふ)が配され、2階と3階には花頭窓(かとうまど)が用いられるなど、さまざまな趣向が凝らされており、変化に富んだ外観を楽しめるでしょう。

【営業時間】

年中無休(開国記念館は12月25日から31日まで休館)

8:30~17:00(最終入場16:30)

【アクセス】

JR「彦根」駅から徒歩約15分

犬山城

犬山城は、三重四階地下二階の木造天守閣を持っています。現存している木造天守閣のなかで最も古く、築城当時のまま残された多くの木材が温もりを感じさせてくれるでしょう。ぜひ城内に入って、床の鳴る音や床板の隙間から、お城の持つ長い歴史に思いを馳せてみてください。

【営業時間】

12月29日から31日は定休日

9:00~17:00(最終入場16:30)

【アクセス】

名鉄「犬山」駅から徒歩約17分

松本城

松本城では、五重六階の見事な天守閣を見ることができます。建物の壁面上部は白漆喰、下部は黒漆塗りの下見板で覆われており、白と黒の美しいコントラストを楽しめるでしょう。天守閣を囲む水堀と雄大なアルプスの山々が松本城の景観を際立たせ、まさに絶景といえます。

【営業時間】

年末(12月29日から31日)を除き無休

8:30~17:00(最終入場16:30)。ただし、時期により変動あり

【アクセス】

JR篠ノ井線「松本駅」から徒歩約20分

松江城

松江城は、現存天守12城のうち2番目の広さと3番目の高さを誇るお城で、天守閣は四重五階地下一階の構造になっています。壁が取り払われた最上階からは城下町を一望でき、晴れた日には宍道湖(しんじこ)も望めます。城内には敵からの攻撃に備えてさまざまな仕掛けが施されているため、探してみるのも楽しいでしょう。

【営業時間】

年中無休

4月1日~9月30日……8:30~18:30(受付終了18:00)

10月1日~3月31日……8:30~17:00(受付終了16:30)

【アクセス】

JR「松江」駅からレイクラインバスで10分、または市営バス(北循環線内回り)で5分、「国宝松江城・県庁前」下車

城めぐりでチェックしたい見どころ

見事な天守閣はもちろん、城めぐりでは見逃せないポイントがたくさんあります。本章では、城めぐりをより楽しむためにぜひチェックしておきたい見どころを紹介します。

天守閣

お城と聞いて、多くの人がイメージするのは立派な天守閣でしょう。お城の顔ともいえる天守閣は、その城のイメージを決める大きな要素となっています。

そもそも天守閣は、天下統一という偉業を広く知らしめるため、織田信長が安土城を築城した際に建てたのがはじまりといわれています。その由来どおり、天守閣が放つオーラと存在感は今なお色褪せることはありません。

お城を訪れた際は、遠くから全体を眺めるだけでなく、ぜひ近くまで行って真下から見上げてみましょう。築城当時の様子や城主の思いが、より身近に感じられるかもしれません。

石垣

石垣とは石を積み重ねて作られた壁のことで、外敵から城を守る役割を担っています。石垣にはさまざまな種類の石が使われ、積み方もお城ごとに異なります。

じっくり観察してみると、石が自然の状態のまま使われていたり、加工されていたりすることに気付くでしょう。石の削り方や磨き方に注目し、当時の加工技術に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

堀も、敵から城を守るために生み出された工夫の一つです。城の周りに深い溝をめぐらせて、外から敵が侵入してくるのを阻止しました。溝を掘っただけの堀は空堀(からぼり)、溝に水を張った堀は水堀と呼ばれています。

最近の城めぐりブームでは、建物はなく堀が残っているだけの城跡にも関心が集まっています。残った堀を見て、ありし日のお城の様子をイメージしてみるのもおもしろいでしょう。

城門、櫓(やぐら)、兵糧庫など

お城めぐりで見るべき建造物は、天守閣だけではありません。敵の接近に備えて見張り台として使われた櫓(やぐら)や、やってきた敵にまず立ちはだかる城門は、戦いの際に重要な役割を果たしてきました。また、食料をためておく兵糧庫も当時の様子を知るものとして見逃せません。

こうしたさまざまな建造物を見れば、戦においてお城が果たした役割をうかがい知ることができるでしょう。

周辺のお土産屋、お茶屋、飲食店など

城めぐりのあとは、ぜひ周辺の散策も楽しんでください。お城の敷地が広い場合、丁寧に見物して回るとたくさん歩くことになり、意外に疲れがたまるものです。お城周辺のお茶屋や飲食店でゆっくりとご当地グルメなどを楽しめば、たまった疲れも癒やされていくでしょう。

周辺のお土産屋では、お城にちなんだグッズも売られています。城めぐりの記念に、お気に入りのお土産を探してみてはいかがでしょうか。

バイクで城めぐりをする際の注意点5選

バイクで城めぐりをする際の注意点5選

城めぐりのための交通手段にはさまざまあり、電車やバスなどの公共交通機関を使う方もいれば、車やバイクでめぐる方もいるでしょう。ここでは特に、バイクでの城めぐりを考えている方が注意したいポイントを5つ紹介します。

出発前にバイクをメンテナンスする

城めぐりに限らず、バイクでの遠出前にはメンテナンスをしっかり行なうことが大切です。下記の項目についてチェックを行ない、気になる点があればメンテナンスを実施してください。自分で整備点検ができない場合は、バイク専門店に相談しましょう。

チェック項目が多いため、出発日近くになって焦らないよう、スケジュールに余裕をもって進めることが大切です。

【出発前のチェックポイント】

  • タイヤ交換
  • 空気圧の確認
  • エンジンオイル交換
  • チェーンのメンテナンス
  • プラグ交換
  • ブレーキパットの交換
  • バッテリーの電圧確認
  • エアクリーナーの点検清掃
  • ボルトの増し締め
  • クーラント液の補充 など

バイクの駐車場を事前にチェックしておく

出発前に、城周辺でバイクを停められる駐車場をいくつかピックアップしておきましょう。無料で停められる駐車場を用意しているお城もありますが、敷地内に駐車場がない場合も少なくありません。また、観光シーズンや休日には混雑するため、予定していた駐車場に停められない可能性もあります。

駐車場の候補を複数把握しておくことで、行ってはみたもののバイクを停められないという事態も回避しやすくなります。また、必要に応じて駐車場の予約も検討するとよいでしょう。

服装・装備を万全にする

バイク運転に適した服装をすることはもちろんですが、険しい山に建てられた山城をめぐる場合には、また違った視点での服装や装備が必要です。

山城では、樹木が生い茂った山道や急な坂を登ることもあるため、特に足もとへの配慮を忘れないようにしましょう。バイク用のブーツは長時間の山道歩行には向かないものもあります。ソールの厚さや足首部分が固定されすぎないかなどを確認し、バイク運転でも山歩きでも対応できるものを選ぶことが大切です。

また、虫除けや日焼け対策のための帽子や長袖の上着、ケガ防止のための長ズボンや手袋など、山道に適した服装と装備を万全にしておきましょう。

営業時間に注意し時間に余裕をもつ

城めぐりでは、時間に余裕をもった行動が大切です。この記事で紹介した国宝5城をはじめ、多くのお城の営業時間は夕方までとなっています。営業時間を確認せずにのんびり向かうと、到着したものの入場できなかったという事態にもなりかねません。

営業時間を確認する際は最終入場時間を見て、確実に入場できるように行動しましょう。なお、イベント開催時には営業時間が変わったり、時期によって閉門時間が早まったりするお城もあるため、常に最新の営業時間を確認することが大切です。

移動時間の把握には、スマートフォンアプリなどの活用がおすすめです。ツーリング経験が少ない方は、算出された移動時間の1.5~2倍くらいの余裕をもって行動すると安心でしょう。

こまめな休憩とストレッチで体調をキープする

ツーリングが長距離におよぶと疲労がたまり、身体がつらくなってきます。こまめに休憩をとるように心がけ、その都度ストレッチを行なって全身のコリをほぐすことが大切です。首や肩、手首を回す、アキレス腱を伸ばすなどの運動を取り入れて、長距離のツーリングを快適に楽しみましょう。

また、ツーリングには眠気も大敵です。居眠り運転をしてしまわないよう、休憩時には、カフェイン系のドリンクを飲んだりガムを噛んだりといった自分に合った対策をとりましょう。眠気が取れないなら、無理に運転を続けず、短時間でも睡眠をとることが大切です。

まとめ

これから城めぐりを始めたいと考えている方には、まずは立派な天守閣がそびえているお城がおすすめです。お城には天守閣以外でも見どころがたくさんあるため、ぜひいろいろな場所を見物して、お城が栄えていた時代に思いをめぐらせてみましょう。

バイクで城めぐりに行く場合は、バイクのメンテナンスや現地情報の事前確認をしっかり行なうことが大切です。体調管理や装備の準備も万全にし、楽しく城めぐりに出かけましょう。

本記事は、2023年11月6日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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