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直線道を最速で走り抜ける!バイクによるドラッグレースの魅力

数あるモータースポーツの中でも最速と言っても過言ではないのがドラッグレースです。ここでは、レース開始の瞬間に全てがかかっているドラッグレースの概要や歴史、ルールを解説します。気になる由来についても触れていくので、ぜひ目を通していってください。

ドラッグレースとは

ドラッグレースは、決められた直線距離の走行タイムを2台の車両で競い合う競技です。見事勝ち抜いたライダーはトーナメント形式で順位を上げていき、最終的に最速タイムを記録したライダーが優勝者となります。

競技は観客が入ったサーキット等で行われ、バイクだけでなくスポーツカーやスノーモービル等、様々な車両ごとにドラッグレース競技が開催されています。バイクにおける専用車両は、公道走行基準とは異なり、速さを追求したハイパワーの車両が用いられ、レース時の瞬間速度は300km/時オーバーにもなると言われています。

そのような車両はエンジンや排気管にもカスタムが行われているため、レース時は迫力ある走行音と白煙が上がり、会場のボルテージを一気に高めます。

ドラッグレースとは

ドラッグレースの由来と歴史

ドラッグレースは、その速さのあまり、車体がドラッグされている(引っ張られている)ように見えることから名付けられました。ドラッグレースを競技として行ったのはアメリカのドラッグレース団体「NHRA」が初めてと言われていて、日本においては1950年代に進駐軍が行っていたことでも知られています。

かつて日本で行われていたドラッグレースは競技場や確かなルールが定められていなかったこともあり、滑走路等の平坦な土地を利用して「4分の1マイルレース」として親しまれていました。

その後、1978年ごろにはアメリカから本格的にドラッグレースが上陸し、日本では0〜約400mの距離を走行することから「ゼロヨン」という名で親しまれ、現在のドラッグレースへと進化を遂げてきました。

ドラッグレースのルール

ドラッグレースでは、停止状態から一気に加速し、決められた距離を完走した時点の走行タイムを競うというシンプルなルールが採用されています。走行距離は大会によっても異なりますが、日本国内においては停止線からゴールまでの距離を4分の1マイル(402.33m)と定めたドラッグレース(ゼロヨン)が、現在でも非常に盛んです。

また、数秒という瞬間的な競技であるドラッグレースは、スターティングシステムや通過点のシグナルを全てライトで行います。これにより、ライダーは反射的にスタートアクションを起こし、観客はライト点灯でレースの行方を把握出来るようになっています。

まとめ

会場全体に轟くエンジン音とタイヤやパイプから上がる白煙は、ドラッグレースならではの見どころです。世界最速を競うドラッグレースの魅力に惹かれた方は、この機会に競技参加を目指したり、観戦に足を運んでみてはいかがでしょうか。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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