バイクのホーン(クラクション)が鳴らない原因と対処方法
バイクの保安基準では、ホーン(クラクション)についても規定があります。ホーンは安全な走行のために欠かせないパーツだからです。そのため、もし、急にホーンが鳴らなくなってしまった場合は、すぐに対処しなければなりません。今回は、ホーンが鳴らない原因や対処法をご紹介しましょう。
バイクのホーンが鳴らない原因とは?
バイクのホーンが鳴らなくなる原因として、以下のことが考えられます。
電気系統の故障や異常、またはホーンの寿命や故障によって、音が鳴らなくなります。上記の異常が発生する要因としては以下が挙げられます。
定期点検などにより、ホーンが適度な音量であることを確認しておかないと、劣化が早まり使えなくなってしまいます。また、湿気や水による劣化、潤滑剤の影響などで接触不良を引き起こす可能性もあります。一方、外部からの強い衝撃により、ホーンの配線が断線する場合など、その要因は多岐にわたります。
ホーンが鳴らない場合の対処方法、直し方

ホーンが機能していないときは、まず原因を探る必要があります。以下の4つのポイントをチェックしてみましょう。
セルの動作確認(バッテリー確認)
セルでエンジンがかかれば、バッテリーに異常はありません。かからない場合はバッテリーの交換を行いましょう。
ヒューズ
ヒューズを取り出し、切れているかを確認しましょう。切れていれば交換の必要があります。
配線
ホーンを脱着して配線を確認します。配線が途中で切れている場合は、端子をつなげることで改善するでしょう。
スイッチの接合点
ホーンを使っていないと、スイッチの接合点に被膜ができ、起動できなくなる可能性があります。被膜を研磨することでスイッチが機能し、状態は改善するでしょう。
これら4つのポイントに異常がなければ、ホーン自体が壊れている可能性があるので、ホーンの交換が必要になります。原因がわからない場合は、バイクショップで点検してもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。