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メーターギアの故障?バイクのメーターが動かない場合の対処方法

バイクの走行中、スピードや回転数などの状態を知るために重要なのがメーター。しかし、故障をすると針が動かなかったり、元の位置に戻らなかったりするため、バイクの状態がわからず危険です。メーターが壊れる原因は、メーターギアの異常である可能性が考えられます。今回はメーターの故障についてご紹介しましょう。

メーターが動かず異音を発する原因

走行中に異音が発生して、メーターが動かなくなった場合、メーターの故障が考えられます。こういったメーターの異常には以下の原因があります。

  • グリス切れ
  • メタル焼き付き
  • メーターケーブルの油膜切れや摩耗
  • メーターギアの破損や消耗 など

メーターギアのグリスが切れると、メーターから音がするようになります。また、グリスが切れたまま走行しているとメタル焼き付きがおこり、針がぶれたり動かなくなったりしてしまいます。そして、メーターギアそのものの異常でもメーターは動かなくなります。もし、メーターギアそのものに異常がある場合は、交換をする必要がでてきます。

メーターの仕組みはどうなっている?

メーターの仕組みはどうなっている?

メーターは基本的に2種類に分けられます。

  • 電気式
  • 機械式

電気式では、点火プラグのパルスを検知して回転数を表示させます。一方、機械式では、タイヤの回転数で速度を表示します。機械式のものは以下で構成されています。

  • メーター本体
  • メーターケーブル
  • メーターギア

タイヤにつながったメーターギアでメーターケーブルを回転させ、メーター本体に現在の速度を表示させる仕組みです。タイヤに直接つながるメーターギアや、それにつながるギアケーブルに異常がみられると、正確に計測が行われないため、指針に異常が発生してしまいます。

メーターギア修理や交換する方法とは

メーターギアは、タイヤやチェーン部分に取り付けられています。取り外して中を確認し、グリスがなくなっていれば、グリスを塗りなおすことで修復できる場合もあるでしょう。しかし、中の部品が摩耗していた場合は交換が必要です。交換をするときは、ナットやギアケーブルとの接続部をしっかりと締めるようにします。
分解して再度取り付けるのが不安なときは、バイクショップで交換してもらいましょう。

まとめ

  • メーターが動かないのはメーターギアなど部品の故障や劣化による
  • メーターはメーターギア/メーターケーブル/メーター本体からなる
  • タイヤやチェーンの回転からメーターギアで回転数や速度を出し指針で表示している
  • メーターギアにグリスを塗れば異音が消えることがある
  • 劣化や故障をした場合は交換が必要

本記事は、2018年3月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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