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ブレーキランプがつきっぱなしの時は要注意!原因や対処法を解説

ブレーキランプがつきっぱなしの状態で走行を続けると、事故の危険性が非常に高くなってしまいます。そのため、早めに対処を行なう必要があります。そもそも、なぜブレーキランプがつきっぱなしになってしまうのか、どのような異常でブレーキランプがつきっぱなしになるのかと疑問に思う方も多いでしょう。

そこでこの記事ではブレーキランプがつきっぱなしになる原因や危険性と、その対処方法について解説していきます。

バイクのブレーキランプがつきっぱなしになる原因

バイクのブレーキランプがつきっぱなしになる原因として以下の3つがあります。しかし、原因がわかったとしても、電装系の修理には専門的な知識が必要となるので、バイクの整備に慣れていない方はバイクショップに依頼するようにしてください。

電装系の配線の不具合もしくはスプリングの故障

ブレーキランプへ電力を流すための配線、コネクターやカプラーが腐食していると、ON/OFFの制御ができず通電したままになってしまい、ブレーキランプがつきっぱなしになることがあります。

また、ブレーキペダルとブレーキスイッチをつないでいるスプリングが伸び切っていると、常にブレーキが握られている状態と判断されてしまい、導通したままの状態になりブレーキランプがつきっぱなしになってしまうのです。

ブレーキがかかりっぱなし

ブレーキランプの故障ではなく、ブレーキがかかりっぱなしの場合もあるので注意が必要です。この場合、電装系の配線などを交換しても修理することができず、このままの状態で走行するのは事故にもつながり非常に危険なので、早めにバイクショップで点検することをおすすめします。

テールランプと勘違いする場合がある

「ブレーキランプの故障かな?」と勘違いするのがテールランプです。テールランプは常時点灯しているランプなので、ブレーキランプが切れていると、ブレーキランプがつきっぱなしになっているように勘違いする可能性もあります。

ブレーキランプがつきっぱなしになると起こる危険性

ブレーキランプがつきっぱなしになると起こる危険性

ブレーキランプがつきっぱなしになってしまうと、バッテリーが上がってしまう可能性が出てきてしまいます。
バッテリーが上がると、セルがまわらずエンジンがかけられなくなったり、ヘッドライトがつかなくなったりすることもあるので非常に危険です。

また、ブレーキランプがつきっぱなしの状態で走行を続けてしまうと、後続車に止まるサインを送れなくなってしまい、追突事故の危険性が高まってしまうでしょう。さらに、整備不良として違反点数2点、罰金7,000円を課せられてしまいます。

ブレーキランプが切れていても危険

ブレーキを握っても点灯しない場合は、ブレーキランプの電球が切れている可能性があります。この場合も、後続車に止まるサインを送れなくなってしまうため、事故の危険性が高まり非常に危険です。また、整備不良として取り締まりの対象となるので、早めの交換が必要になります。

ブレーキランプがつきっぱなしになった時の対処法

ブレーキランプがつきっぱなしになると、事故の危険性が高まるので早急な対応が必要になります。しかし、電装系の修理には専門的な知識が必要となるので、バイクの知識がない方は無理をせず、バイクショップに依頼するようにしましょう。

以下ではブレーキランプがつきっぱなしになったときの対処法を解説します。

バイクのブレーキを握らず、押して見る

まず、バイクのブレーキを握らずにバイクを押してみてください。押した際に、重さを感じた場合はブレーキランプではなくブレーキそのものの故障の可能性が考えられます。

逆に重さを感じなければ、電装系の配線の不具合もしくはスプリングの故障が疑われます。ブレーキランプなどの電装部品の故障なのか、ブレーキの故障なのかをまず見極めてから、修理部品を検討するようにしてください。

電装系統を確認する

ブレーキランプがつきっぱなしの場合、テールランプにつながっている配線、コネクター、カプラーに腐食や断線がないか目視で確認してください。

目視でも異常が確認できない場合は、アクセサリー電源をONの状態にして、コネクターやカプラー部分にテスターを使い、導通が取れているのかを確認しましょう。

この際に、導通が取れていなかった場合は電装系の故障、導通が取れていた場合はブレーキペダルとブレーキスイッチをつないでいるスプリングの故障が考えられます。

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まとめ

今回は、ブレーキランプがつきっぱなしになる原因や危険性、その対処方法について解説しました。ブレーキランプは走行中、後続車に対して止まるサインを送る大切な部品です。そのため、ブレーキランプがつきっぱなしになってしまうと、事故にもつながる可能性もあるので、早めの修理が必要です。

しかし、ブレーキランプがつきっぱなしになる原因には、電装系の故障とブレーキの故障の2つがあるので、どちらが故障しているのかを見極める必要があります。

万が一、ブレーキランプがつきっぱなしになっている場合は、事故を起こしてしまう前にバイクショップや専門店に整備を依頼してください。

本記事は、2020年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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