バイクのタンクに水が入る原因と水抜き方法

ガソリンスタンドで給油する際、水抜きを勧められることはありませんか?納車されてすぐのバイクなどではタンク内に水が入る可能性が低いですが、長期間使用しているバイクの場合、タンク内に水が入る可能性は高くなります。
そこで今回は、タンクに水が入る原因や水がたまっているときの症状、水抜きの効果について知り、バイクをいい状態で長く維持できるようにしましょう。

バイクのタンクに水が入る原因とは?

ガソリンタンク内に水が入る原因として挙げられる3つの点について、以下に詳しくまとめています。

洗車時にタンクに浸入する

洗車時は水を使用するため、ガソリンタンク内に水が浸入する可能性が高くなります。給油口を締めていてもゴムパッキンなどの経年劣化でひびが入り、そこから水が浸入する可能性があります。

給油時に混入する

ガソリンスタンドで給油をする際、ガソリンに水が混ざっていることが考えられます。ガソリンスタンドの設備機器(ガソリン貯蔵タンクなど)に水がしみ込み、そのまま給油してしまうことでガソリンタンク内に水が混入します。
これが原因の場合は、防ぎようがないため、水抜き剤を使って除去しましょう。

タンク内の結露

ガソリンタンクに水が入る原因として最も考えられるのがタンク内の結露です。ガソリンは走行を続けると減っていきます。ガソリンを減ったままにしていると、タンク内の空間が広くなり、結露面積も大きくなるため注意してください。温度変化の多い季節では、水がたまりやすくなります。結露が原因でタンクにたまる水の量の目安として、たとえば50Lのガソリンタンクでは、一年で20ml~30mlほどと言われています。

水がたまっているときの症状

水がたまっているときの症状

ガソリンタンク内に水がたまったまま走行を続けてしまうと、以下のような症状が現れます。

  • エンストを起こす
  • ガス欠のような状態になる
  • ガソリンタンク内がさびる

「水がたまっているだけ」と安易に考えていると、症状が悪化していきます。また、ガソリンタンク内がさびてしまうと、さびがガソリンと一緒に流れ、フィルターを詰まらせる原因にもつながります。とくに長期間使用されているバイクの場合は、給油時にタンク内を目視確認し、現状を把握しておくことが大切です。

水抜き剤の効果と使い方

水抜き剤はアルコール成分でできていて、油にも水にも溶ける性質を持ちます。そのため、たまっている水とガソリンを混ぜ合わせる効果があり、ガソリンと一緒に水を気化させることが可能です。
水抜き剤の使い方は、ガソリン給油キャップを開けて水抜き剤を投入するのみです。たまっている水の量が少量であれば水抜き剤で除去が可能ですが、多すぎる水に対しては水抜き剤の効果が得られないため注意してください。その場合はバイクショップへ相談し、メンテナンスを依頼しましょう。

まとめ

  • 水が入る原因として「洗車時」「給油時」「結露」の3つが考えられる
  • 水がたまっているとエンストやガス欠が起こり、タンク内にさびが発生する
  • 水抜き剤はガソリンと水に溶ける性質を持つため、ガソリンと一緒に水を気化させられる
  • 水抜き剤の使用方法はガソリンタンク内に流し込むだけの簡単作業

本記事は、2019年4月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。