バイクのシート汚れを綺麗にする方法と傷をガードするシートカバー｜グーバイクマガジン -公式サイト-

バイクに乗っていると、シート部分に汚れが付いていることがあります。シートの汚れは、そのまま放置すると、どんどん取りづらくなり、シート劣化の原因にもなります。今回は、シートの汚れを除去する方法と、汚れ防止対策を紹介します。

バイクのシートに付く汚れの種類

バイクのシートは、本革や合皮等が代表的な素材ですが、革のしわしわとした模様が入っていることがほとんどです。しわしわの部分には、どうしても埃が溜まりやすく、拭いてもなかなか取れません。ほとんどのシート汚れの正体は埃と、雨等の水滴の跡です。単体だと大したことのない汚れでも、油分が混ざったり、紫外線で変質してしまった場合は、かなり頑固な汚れになります。

シートクリーナーを使う

シートの手入れは、シートクリーナーを使って柔らかい布で拭くのが基本です。ところが、新車の頃から一度も手入れしたことがない場合、シート部分は既に真っ黒で、元の色がわからなくなっていることもあります。合皮のシートであれば、身近にある手頃な道具で汚れを落とすことが可能です。本革の場合は専用クリーナーでの清掃をおすすめします。シートクリーナーは、バイク用品専門店で販売されています。

合皮シートは自宅で洗浄出来る

合皮シートは、本革とは違って洗剤に強い特徴があります。そのため、家庭で使われている中性洗剤も使える場合が多いです。まずは、お手持ちの中性洗剤を歯ブラシ等の小さめのブラシに付け、ゴシゴシと擦っていきます。特に落ちにくい汚れは、メラミンスポンジ等で消していきましょう。シートにプリントされたロゴは、擦ってはいけません。また、今回紹介した方法は合皮向けであり、本革には使えません。

メラミンスポンジは汚れ落としに有効ですが、光沢を失わせてしまう可能性があるため、プラスチック部分には使えません。なお、経年劣化等で既に古くなっているシートの場合、完全に汚れを取ることは難しくなります。その場合は、思い切ってシート生地の張り替えが良いかもしれません。汚れを溜めないうちに、定期的に手入れすることが重要です。

シートカバーとバイクカバーで汚れ防止

バイクシートの汚れを予防するためには、シートカバーを掛けておく方法がおすすめです。シートカバーを掛けることで手入れの手間が激減し、さらにカラーコーディネートすることでバイク本体の見栄えも良くなります。カバーが汚れた時用に、予備の一枚を持っておくと安心です。

ただ、シートカバーには、クッション性がありません。カバーも兼ねて座り心地をアップさせたい時は、「シートクッション」を選びましょう。長距離ツーリング等で、お尻の痛みを軽減出来ます。

シートカバーを掛けておくのが面倒な場合、1日乗り終わったバイクに難燃素材のバイクカバーを掛けておくと、バイクそのものの汚れを防止出来、さらにいたずら予防にもなります。

まとめ

愛車のシートには、シートカバーを掛けて汚れを防止することをおすすめします。汚れてしまったら、クリーナー等で早めに手入れをしましょう。

本記事は、2016年7月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。