バイクのエンジンオイルを確認する方法&汚れ具合の判断方法は?汚れたオイルはどんな色?
バイクのエンジンオイルは定期的な交換が必要ですが、交換のタイミングをはかるには「オイルの色を見る」という方法があります。しかし、汚れたエンジンオイルの色を知らなければ、正しいタイミングで交換することができません。
ここでは、エンジンオイルの状態を確認する方法や汚れの判断方法、汚れたオイルの色についてご紹介します。
バイクのエンジンオイルの汚れを確認する方法
エンジンオイルの汚れ具合は、エンジンブロック部分にある「オイルレベルゲージ」で確認することが可能です。その際、エンジンが熱を持っている状態で行うと、やけどをする危険性があるため、必ずエンジンが冷えている状態で確認するようにしましょう。
<エンジンオイルの確認方法>
エンジンオイルの汚れ具合は色で判断

エンジンオイルの汚れ具合はオイルレベルゲージに付着したオイルの色で判断することができます。オイルレベルゲージの先端に付着したオイルを真っ白なウエス、もしくはペーパータオルに垂らしてみてください。コーヒーや墨汁のような黒色であれば交換が必要です。
そもそも、新品のエンジンオイルというのは蜂蜜のような黄色をしています。これが汚れ、劣化とともに紅茶のような色になり、徐々に黒みを帯びていきます。交換のタイミングは濃い紅茶ほどの色が目安ですが、エンジン内に汚れがたまらないよう早めに交換するようにしましょう。
エンジンオイルの交換費用が気になる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
バイクのエンジンオイルの異常な汚れとその原因とは?
エンジンオイルは徐々に黒みを帯びていくのが一般的ですが、水が混入した場合は白く濁った色に変色します。混入した水の量が多いほど白色が強くなり、ミルクティやカフェオレのような色になるのが、その特徴です。
また、何らかの理由でガソリンが混入した場合は真っ黒に変色します。エンジンオイルの汚れがひどい場合も黒っぽくなりますが、ガソリンの場合は異様な黒さになるため、こまめにチェックしている方であればすぐに判断することができるでしょう。
まとめ
本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。