バイクチェーンの交換時期と正しい交換手順をご紹介!
バイクチェーンにはチェーンドライブやシャフトドライブ、ベルトドライブといった3つの種類があります。チェーンが劣化してしまうと外れてホイールにからまり、大事故につながる可能性もあるため危険です。そのため、愛車のチェーンに劣化や不具合がないかを定期的に点検し、問題があれば適切な方法で交換するようにしましょう。
ここでは、バイクチェーンの交換時期や正しい交換手順についてご紹介します。
バイクチェーンの交換時期について
バイクチェーンの交換時期の目安となる走行距離は、15,000Km~20,000Kmです。
なお、ノンシールチェーンの場合は劣化が早いため、走行距離が10,000Kmを超えたらメンテナンスをして、交換の必要性の有無を確認することが大切です。また、走行距離だけでなく、バイクチェーンの状態によって判断することも重要です。以下のような症状が見られたら、一度バイクチェーンの点検・交換を検討しましょう。
バッテリー液が付着している状態で走行を続けると、チェーンが腐食して走行中の破損や断裂につながるリスクがあるため、早急に交換する必要があります。また、チェーン交換はスプロケットを外して行います。そのため、同時にスプロケットも交換しておくとメンテナンスの手間が省け、チェーン寿命を延ばすことが可能となります。
バイクチェーンの交換に必要な道具は?

バイクのチェーン交換に必要な道具(工具)には、次のようなものがあります。
新品のチェーンはグリスが多く付着しています。タイヤにグリスが付着してしまう可能性もあるため、チェーン取り付け後はウエスで拭き取ることをおすすめします。
バイクチェーンの正しい交換手順とは?
バイクチェーン交換の主な手順は、以下のとおりです。
バイクのチェーン交換は慣れている方ならスムーズに進められますが、バイク初心者にとってはやや難易度が高い作業とも言えます。
ボルトを締め込む際は、角度に注意してカシメ作業を行い、必ず目視確認を行いましょう。カシメ作業では力加減を微調節しながら少しずつ締めていく工程があるため、作業に自信がない方は専門のバイクショップへ依頼するのも良いでしょう。
まとめ
本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。