バイクのタンク交換の工賃・費用の目安や相場とは?
バイクのタンクは燃料の容器としての役割だけでなく、外側からも見える位置に設置されているため、バイクの外観の一部です。アクシデントによってタンクに傷がついたり凹んだりした時に交換する場合はセルフとショップどちらで行う方が良いのか悩む人もいるのではないでしょうか。
今回はバイクのタンクをセルフ交換する難易度とセルフ交換・ショップでの交換にかかる費用について説明していきます。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
バイクのタンク交換はバイクメンテナンスの中でも難易度が低い作業です。
セルフでタンクを交換する場合は以下の手順で行います。
1.燃料タンクの取り外し
燃料タンクを取り外す場合は以下の手順で行います。
手順1.シートを取り外す。
手順2.シートを取り外したら、タンク上部の固定ボルトを緩めて取り外す。
手順3.燃料コックレバーをOFFにする。
※コックレバーが取り外し可能な製品の場合は燃料コックをOFFにしてから固定ネジを緩め、取り外すようにする。
手順4.燃料ホースのホースクリップを取り外し、燃料ホースを取り外す。
※マイナスドライバーをコックとホースの間に差し込み、押し出すようにすることでホースが傷つくのを防ぐことができます。
手順5.燃料タンクを取り外す。
2.燃料タンクの取り付け
基本的には取り外しと逆の手順になります。
手順1.燃料タンクを取り付けてしっかりとボルトで固定する。
手順2.外したシートを取り付ける。
手順3.最後に燃料ホースを取り付け、ホースクリップで固定する。
※燃料コックレバーを外している場合は取り付けましょう。
セルフでのタンク交換に必要な道具・費用
セルフでタンクを交換する場合は交換部品(タンクやホース・ボルト)を除けば、上記の作業手順でご紹介したマイナスドライバーとボルトを緩めたり締めたりするペンチ、シートを外す際のレンチのみで作業を行うことができます。
※レンチに関しては製品にあった大きさのものをご使用ください。
メーカーや製品の質によって様々ですが、以下の価格で購入が可能です。
マイナスドライバー | 約300円 |
ペンチ | 約2,000円 |
レンチ | 約1,000円 |
合計 | 約3,300円 |
こちらの作業で使う工具は消耗品ではないため、次回の交換時も使用できます。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

自分でタンク交換した場合の費用は上記で説明しましたが、ショップに交換依頼をした場合はどのくらいの工賃なのでしょうか。
部品代は含まず、タンクの脱着だけの場合は以下の金額で行うショップもあります。
タンク脱着工費 | 1,080円(税込) |
まとめ
バイクのタンク交換は初心者でも比較的にやりやすい作業ですが、不安な方はショップに依頼をすることをおすすめします。
セルフでタンク交換を行う場合はご自身の責任のもと、燃料漏れなどに気をつけて行うようにしてください。
本記事は、2018年12月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。