バイクのフレーム交換の工賃・費用の目安や相場とは?
バイクのフレーム交換は、事故や転倒によりフレームに損傷や曲がりが生じた際に行う作業です。バイクを乗り換えるのではなく、それまでの愛車を乗り続けたい場合には、フレームを部品として発注し修理するライダーもいます。
ここでは、バイクのフレームを交換する際の工賃・費用の目安についてご紹介します。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
フレームが損傷するほどの大きなダメージをバイクに与えてしまった場合、一般的には廃車にしてしまうことが多く、フレーム交換や修理をして乗り続けるケースは稀です。
しかし、「愛車に乗り続けたい」「希少なバイクで流通数が少ない」といった場合はフレーム交換により、愛車を手放さないことも可能でしょう。
フレーム交換時には、カウルをはじめ、タンクやエンジンなど多くのパーツを取り外す必要があるため、知識が豊富でないと作業自体が困難です。
また、バイクのフレームには車体番号が刻印されていて、交換部品として届いたフレームには車体番号は刻印されていません。そのため、フレーム交換前に陸運局へ行き、書類関連の手続きをする必要もあります。陸運局の許可が下りてからでないと交換はできません。これらのことから、個人での作業は控え、専門のバイクショップへ依頼することをおすすめします。
フレーム交換をする際にかかる費用は、新車が購入できるほど高額になるケースがあります。余分な費用を払わなくて済むよう、信頼のおけるバイクショップへ相談しましょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

フレーム交換を専門ショップに依頼する際にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
また、フレーム交換では下のような作業・手続きが必要です。
申請手続きや走行テストが終了するまでには、数日が必要となるため、バイクを使用するタイミングが決まっている方は、早めに交換を依頼しましょう。ショップによってはフレーム交換作業自体を行っていない場合があり、また、交換可能なショップだとしても、所要日数や工賃の幅は一定ではありません。
フレーム交換ではなくフレーム修理をする場合は、工賃を抑えられるケースもありますが、板金工程が追加されるため車種によっては工賃が高額になりやすく、フレームに負担をかけてしまう可能性もあります。交換・修理で迷っている場合はフレームの寿命も視野に入れながら、予算に応じてコストパフォーマンスの高いメンテナンスを選択しましょう。
まとめ
本記事は、2018年12月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。