バイクのクーラント交換の工賃・費用の目安や相場とは?
バイクのクーラントは、数年に1回交換しないと劣化してしまい、冷却効果が低くなってしまいます。それでは新しいクーラントへは、セルフで交換することができるのでしょうか。ここではセルフで交換した場合の難易度費用、また、バイクショップに依頼した場合の工賃も併せてみていきましょう。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
クーラント交換は専用工具が必要ないこともあり、難易度は高くありません。交換時の注意点は以下の通りです。
クーラント交換後に空気だまりが発生することがあるので、十分なエア抜きを行います。エンジンを始動させると、エアが抜けてクーラントの液面が下がるので、タンクに表記されているUPPERとLOWERの間に液面がくるように注ぎたさなければいけません。液面の減少は数日間起こる可能性があるので、走行後にクーラントの液面チェックをおこたらないようにしましょう。ワッシャーは劣化していることがあるため、クーラント交換時に取り替えます。
すでに交換や補充で使用したクーラントを使う場合、色が異なる製品を混ぜない方が良いです。色が混ざると黒っぽくなり、クーラントの劣化を判断しにくくなるためです。次にクーラント交換に必要な費用をご紹介しましょう。
クーラント交換にかかる費用
クーラント液の値段は、製品の質や量によって大きく変わります。また、ワッシャーもセット販売が多く、量が多いと値段が高くなるでしょう。クーラントを抜くときは、四角い受け皿などがあると便利です。費用を安く抑えたい場合は、100円均一ショップの商品を活用してみましょう。オイルストーンはワッシャーを再利用する場合に必要です。しかし、新しいワッシャーに替えた方が費用は安く収まるでしょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

バイクショップにクーラント交換を依頼した場合の工賃は以下の通りです。
バイクショップによっては、カウルの脱着工賃が含まれます。どれくらいの工賃が発生するかを事前に確認しておくのが良いでしょう。クーラントもまた、指定のものを使えば工賃に含まれる場合があります。そうでない場合や使用したいクーラントの種類が指定外の場合は、上記工賃に加えて、クーラントの製品代金が加算されるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年12月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。