バイクのクーラント交換の工賃・費用の目安や相場とは?
クーラントは目視で劣化具合を判断できないため、交換時期が気になる方も多いでしょう。仮に、クーラントを交換せずに放置していると、劣化により内部がさびてしまう可能性があります。交換時期は2年が一般的なサイクルとなるため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
ここでは、クーラント交換の工賃・費用の目安を分かりやすくご紹介します。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
セルフでクーラントを交換する場合の難易度は比較的低いですが、エア抜きがしっかりされていないとクーラントの流れが悪くなるため、注意が必要です。作業に自信のない方はセルフでの交換作業は控えましょう。また、古いクーラントは産業廃棄物扱いとなるため、下水道には流せません。古いクーラントの処理に不安があれば、専門ショップへ依頼することも視野に入れましょう。
セルフで交換する際の費用は、新品のクーラント購入料金+必要な工具料金です。クーラント購入にかかる料金は以下を参考にしましょう。
工具を持っていない方の場合、スパナやレンチなどを購入する必要があり、また、廃油ケースも必ず用意しなければなりません。一方、ドレンガスケットの交換はクーラント交換時以外には行えないため、同時交換をするならば必要なパーツを揃えておくことも意識しましょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

専門ショップにクーラント交換を依頼した場合、工賃の目安は以下の通りです。
車種によっては、タンクを取り外さなければ作業できないケースがあり、それにより工賃は変動します。なかには、ドレンガスケットの交換がセットとなっているショップや、「クーラント全量交換」「ラジエター内のみ交換」とメニューが分かれているショップもあるため、事前に見積もりを取っておくと安心です。ドレンガスケットは頻繁に交換するパーツではありませんが、バイクの整備状況によっては交換を勧められるケースもあるでしょう。
いずれにせよ、信頼できるバイクショップへ相談し、安心・安全にクーラント交換を行ってもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。