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バイクのヘッドライトの殻割りとは?

イカリングやデビルアイなど、ヘッドライトのカスタムはバイクのドレスアップに有効です。しかし、ヘッドライトのカスタムをするには、「殻割り」という作業をしなければいけません。ここでは、ヘッドライトの殻割りの方法や工賃についてみていきましょう。

ヘッドライトの殻割りとは?

ヘッドライトの殻割りは、以下の部品に分ける作業をいいます。

  • ハウジング部分
  • ヘッドライトインナー
  • 透明レンズ

車種によりますが、ヘッドライトの中にはハウジングと透明レンズがしっかり接着されているタイプがあり、専用の道具がなければヘッドライトの分解は難しくなります。また、ヘッドライトの殻割りは、接着している「ブチルゴム」を加熱して分解しますが、新しい車種では加熱で分解できないヘッドライトもあります。加熱で分解できない場合、超音波カッターなど専用の道具が必要なため、バイクのカスタムショップに依頼しなければ加工は難しいでしょう。

殻割りの方法と工賃の目安

殻割りの方法と工賃の目安

熱で処理するタイプの殻割りは以下の方法で行います。

必要なもの

  • ドライヤー
  • 段ボール(保温ボックス)
  • マイナスドライバーまたはヘラ
  • 割りばし…数本
  • 手袋

作業手順

  1. ヘッドライトをバイクから取り外す
  2. ヘッドライトを保温ボックスにいれる
  3. 保温ボックス内をドライヤーで温める
  4. 50~60℃で20~30分程度加熱してブチルゴムを柔らかくする
  5. フックを外しながらハウジングと透明レンズの隙間にヘラを入れる
  6. てこの原理を使い透明レンズを浮かせる
  7. 隙間に割りばしを挟み込んでいく
  8. 透明レンズをはがしていく

注意点

  • 殻割りは無理に力を加えてはがさない
  • ヒートガンを使う場合は長時間熱しない
  • ヒートガンで段ボール内を温め続けると火災の危険がある
  • ヒートガンは火傷をする危険性があるので注意して使う

殻割りをするとき、ヒートガンがあると作業がスムーズに行えますが、ドライヤーよりも熱いので注意して使用する必要があります。ヒートガンの温風を同じ箇所に当てすぎると、プラスチックが溶けてしまう可能性もあるでしょう。次に殻割りをバイクショップに依頼する場合の工賃を見ていきましょう。

  • バイクヘッドライトの殻割り…10,000円以上

車種やヘッドライトの構造によって、手間が変わることに伴い、工賃が大幅に変わる可能性があります。また、熱処理で分解できないヘッドライトの殻割りを行っていないショップもあるので、事前に問い合わせてみましょう。

まとめ

  • ヘッドライトの殻割りはハウジング部分 / ヘッドライトインナー / 透明レンズに分けることをいう
  • 殻割りドライヤーなどで熱して分解するが新しい車種には熱で分解できないヘッドライトもある
  • 殻割りにヒートガンを使うと便利だが火傷やヘッドライトを溶かしてしまうリスクもあるので注意する
  • ヘッドライトの殻割りの工賃目安は10,000円以上だが請け負っていないショップもあるので注意する

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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