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ヘルメットの塗装をDIYしたい人必見!自作ペイントの手順を徹底解説

近年では元々クールなグラフィックが施されたヘルメットが多く市販されていますが、それでも世界に一つだけのオリジナルデザインでないと満足できないという人もいるでしょう。その場合、プロに塗装を依頼するか自分でDIYペイントするかの2択です。
このページでは、後者のDIYペイントについてご紹介します。オリジナルデザインのヘルメットを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ヘルメット塗装に必要なもの

ヘルメットをDIYペイントするにあたり必要なものは、以下の通りです。基本的にはホームセンターで手に入ります。

  • マスキングテープ(広い幅と狭い幅の2種類あると便利)
  • 耐水ペーパー(#320~1,500くらいまでの粗さで数種類用意する。例:#400、#800、#1,000、#1,500)
  • サーフェーサー(下地塗料)
  • ラッカーもしくはウレタン製の塗料
  • 仕上げ用クリアー(ラッカーでも可だが、できれば仕上げはウレタンを推奨)
  • 塗料希釈用シンナー

※もしコンプレッサーとスプレーガンを持っているのであれば缶入りの塗料で問題ないですが、お持ちでなければ塗料はすべてスプレータイプのものを選んでください。

ラッカー塗料は空気に触れることで乾燥する1液タイプの塗料で、入手性が良く安価、使いやすいことが特徴です。対してウレタン塗料は2液混合タイプの塗料で、化学反応によって固まります。入手性が少し悪く高価ではありますが、塗膜の強度がラッカーよりも圧倒的に強く、耐薬品性もあるため最終仕上げに使うと素晴らしい仕上がりになります。

ヘルメット塗装の手順

ヘルメット塗装の手順

1.塗装する前の準備

まずヘルメットの取り外せるパーツをすべて取り外してください。できるだけペイントする部分だけにするとこの後の工程が楽になります。

2.足つけをしてマスキング

ツルツルのままでは塗料が乗らないため、#400番台の耐水ペーパーでペイントする分を軽く研磨し、足つけします。その後、塗料がかかってはならない所をマスキングします。

3.サーフェーサーを塗り、下地を作る

足つけが済んだらサーフェーサーを塗装し、下地を作りましょう。サーフェーサーは表面の傷を埋める効果や、上に乗せる塗料の発色を助ける効果があります。

4.メインカラーを塗装する

いよいよメインの色を塗装していきます。一度にドバっと吹き付けるのではなく、薄く何度も塗り重ねていくのがコツです

5.ペーパーがけ

クリアーを塗る前に、#1,000番台の耐水ペーパーで表面を軽く研磨しておきます。

6.クリアーを塗る

最終仕上げのクリアーを吹き付けます。1度目は薄くクリアーを乗せて乾燥後に軽く研磨、次に最終仕上げとして少し多めにクリアーを塗るとキレイに仕上がります。

ヘルメット塗装時の注意点

ヘルメット塗装の仕上がりを左右するのは、テクニックよりも根気です。薄く何度も吹き重ねたり、足つけや研磨をしたりと、細かな作業の積み重ねがキレイなペイントの最大のコツと言えるでしょう。
焦って完全に乾かないうちに塗料を塗り重ねたり、面倒だからと足つけをしなかったりするのは厳禁です。時間に余裕を持って塗装をすることをおすすめします。

まとめ

  • ヘルメット塗装には耐久性の高いウレタン塗料がおすすめ
  • 足つけや研磨をどれだけしっかり行えるかが仕上がりを左右する
  • 塗料が乾くまで時間がかかるため、ヘルメットペイントには時間の余裕を持って取り組もう

本記事は、2019年6月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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