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バイクのシート塗装におすすめのアイテムと塗装方法をご紹介!

長年乗っている愛車や、年式の古いバイクを購入した際に気になるシートの色褪せ。経年劣化や紫外線によって色褪せたバイクのシートを見ると、少しさみしい気持ちになってしまいますよね。

「シートの交換や革の張替できれいにしたいけど、予算が厳しい・・・」という方は、シートの塗装に挑戦してみてはいかがでしょうか。今回は、バイクのシートの塗装におすすめのアイテムや塗装方法をご紹介します。

バイクのシート塗装には「染めQ」がおすすめ

バイクのシートは革や合皮でできているものが多いです。そのため、塗装する場合の塗料は革や合皮、布などに対応したものを使用しましょう。

バイクのシート塗装に使える塗料としておすすめしたいのが、染めQテクノロジィの「染めQ・DIYシリーズ」です。

「染めQ」は革や布、木材、プラスチックや金属などを塗装できるスプレーです。ナノ粒子が素材の表面に密着することで、まるで内部まで染め上げたように美しく色をつけることができます。

密着力が高いため、ねじったり引っ張ったりしても塗装が割れたり剥がれたりすることが少なく、バイクのシートにうってつけの塗料だといえるでしょう。

カラーバリエーションも豊富で、スプレータイプの「染めQエアゾール」では黒やアイボリー、ホワイトなどの革製品によくある色はもちろん、黄色や黄緑、オレンジ、ピンク、水色などのポップな色合いもラインナップされています。

さまざまな色が幅広くそろっているので、もともとのシートカラーと同じ色でのリペアも可能ですし、大胆なカラーチェンジも叶います。

バイクのシート塗装の基本手順

バイクのシート塗装の基本手順

それでは、バイクのシートを塗装する際の手順を見ていきましょう。

1.洗剤を含ませたタオルでシートの汚れを拭き取る

まずは塗装の下準備として、シートの汚れを落としていきます。洗剤を含ませた濡れタオルで汚れを掃除したあと、別のタオルで洗剤の成分を拭き取りましょう。

2.ワックスオフ・シリコンオフなどでシートの脱脂をする

塗装をする前にシートの脱脂を行ないます。ワックスオフやシリコンオフを吹きかけ、きれいな布でしっかりと油分を拭き取ってください。

普段コーティング剤などの油分でシートの革をメンテナンスしている方は塗装を弾いてしまう可能性が高いので、しっかりと脱脂を行ないましょう。

3.パイピングやシート周辺の塗装しない部分をマスキング

シートの縁取りをしているパイピングや塗り分けしたい部分、シートと接しているボディなど、塗料が付着してほしくない部分をマスキングしましょう。

4.スプレーを薄く塗り重ねる(色を変える場合はサフェーサーを使用する)

現在と同色で塗装する場合は、塗装を開始します。色を変える場合は、下地処理として染めQの発色をよくするためのサフェーサーを使用します。

スプレーを1分程度しっかり振って、薄く吹き付けて塗ったら、その塗料が少し乾くまでしばらくおいてから次の塗料を吹き付けます。「薄く塗る→乾くまで待つ→薄く塗る」を繰り返して、焦らずゆっくり塗装していきましょう。

5.マスキングをはがす

塗装が完了したら、マスキングをはがしましょう。塗装した面と接している部分は塗料が引っ張られてヨレてしまうことがあるので、慎重に剥がしてください。

6.十分に乾燥させる

染めQがしっかり定着するまで、十分に乾燥させます。塗料は15分ほどで乾きますが、実際に使用できる乾燥時間の目安は24時間以上です。バイクに乗る予定がないタイミングを見計らって施工するようにしましょう。

気温が低いときや湿度の高いときは乾燥時間が長くなります。真冬や梅雨時期、夏に塗装した場合は乾燥時間を長めに取るようにしてください。

バイクのシートを塗装する際の注意事項

バイクのシートを塗装する際は、3つの注意点を意識して作業を行ないましょう。塗装の仕上がりに影響が出やすい部分なので、ぜひ参考にしてください。

シート塗装の注意点1:天候

塗装を行なうときにまず留意しておきたいのが、作業する日の天候です。染めQをはじめとするスプレー塗料は、気温や湿度によって乾燥時間が変わり、風によって塗料が飛ばされやすいので、天候によっては塗装する日を変更したほうが良い場合があります。

染めQテクノロジィによると、「湿度70%以上、気温5度以下の環境」では染めQの塗装を避けるよう注意をしています。気温が低い冬や、湿度が高くなる雨の日の塗装は控えましょう。

また、風はできる限りないほうが望ましいです。風が強いと塗料が風に飛ばされてしまうので、思ったように塗料をシートに吹き付けることが難しくなってしまいます。

シート塗装の注意点2:場所

2点目は塗装を行なう「場所」です。まず、しっかりと換気ができる場所を選びましょう。そして、周りの車や建物などに塗料がかからないように配慮してください。

塗装ブースの養生としては、地面にブルーシートや新聞紙、段ボールなどを敷き、その上に取り外したバイクのシートを設置するのが基本です。

近くに壁面などがある場合は、ビニールや新聞紙などで覆っておけば問題ないでしょう。これは屋外でも屋内でも変わりません。

シート塗装の注意点3:塗り方

最後に、塗り方の注意点です。スプレー塗装で失敗してしまう人に多いのが「一気に濃く塗ろうとする」ことです。

スプレー塗料は一気に濃く塗ろうとすると、塗料が垂れてしまいます。垂れた塗料はその部分だけ濃くなってしまうので、隠そうと塗り重ねてもなかなか隠れません。

染めQでも液だれは起こってしまうので、うっすら色がつく程度の薄塗りを繰り返すように心がけましょう。

まとめ

バイクのシートが色褪せていたり、レザーが割れていたりすると、一気に古ぼけた印象になってしまいます。シートの塗装を行なうだけでも、まるで新車に戻ったかのような印象に変化するでしょう。

カラー展開が豊富な染めQなら、大胆なカスタムも可能です。この機会に、シートを塗装して愛車をより魅力的に仕上げてみてはいかがでしょうか。

本記事は、2020年7月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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