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バイク車検の光軸はハイビームとロービーム、どちらで検査するか?

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バイク車検を受ける際、慣れない方にとって光軸調整は鬼門とも言われています。ヘッドライトの向きや明るさが検査基準に違反していなければ合格できますが、そもそもハイビームとロービームでは照射モードが異なるため、どちらで検査をするかにより、明るさも大きく変わってしまいます。
そこで今回は、バイク車検におけるヘッドライトの検査基準や光軸基準、光軸の調整方法について解説します。愛車をユーザー車検に出そうと考えている方、必見です。

ハイビームからロービームに検査基準が変更?

2015年9月1日より、自動車(四輪車)車検のヘッドライト検査では、原則としてロービームによる計測が行われています。これに伴い、バイク(二輪車)車検においても、陸運局(運輸支局)によってはロービームでヘッドライト検査を行っている場合があります。

とは言え、自動車と異なり二輪車はハイビームが基本とされています。そのため、バイク車検においてはハイビーム検査を行っている陸運局が多いのが現状ですが、審査機器の導入や検査基準の改定などにより、今後ロービーム検査が主流となっていく可能性も考えられます。
愛車をユーザー車検に出している方は、不安であれば、最寄りのバイクショップや管轄の陸運局に事前に問い合わせてみましょう。

車検に合格する光軸基準とは?

車検に合格する光軸基準とは?

バイク車検に合格するための光軸基準は、審査対象場所を1メートルと10メートル離れた位置から照らした際の、「照射距離の違いによる照射範囲のズレ」で定められています。

具体的には、1メートルから照射した際と10メートルから照射した際に、光軸のズレが以下の範囲に収まっていれば光軸基準に適合していると判断されます。

左右のズレ:

27cm以内に収まっているか

上部のズレ:

10cm以内に収まっているか

下部のズレ:

地面からライトまでの距離のうち20%以内に収まっているか

●関連記事:車検に通るバイクのヘッドライトの基準

ヘッドライトの光軸を調整する方法

ユーザー車検に通す場合、ヘッドライトの光軸調整は引っかかりやすい検査項目のため、注意しましょう。以下では、自分で光軸調整を行う方法を見ていきます。

  1. 光軸をマーキングする壁面を決める
  2. 壁面から1メートル離れた位置にバイクを停め、ハイビームで照らしてマーキングする
  3. 壁面から10メートル離れた場所にバイクを停め、ハイビームで照らしてマーキングする
  4. マーキングした2カ所を比較して、検査基準に適合するよう光軸調整ネジで調整する
    (光軸を上向きにする場合は光軸調整ネジを左回し、下向きにする場合は右回しにする)
  5. 光軸の位置が検査基準内に収まれば完了

ヘッドライトの光軸は、走行を繰り返していると少しずつずれていきます。そのため、毎日バイクを利用している方は、車検前日や当日朝に光軸調整を行いましょう。

まとめ

  • バイク車検のヘッドライト検査はハイビームが一般的(一部の運輸局ではロービームで検査する)
  • 光軸基準は対象となる場所を1メートルから照射した際と10メートルから照射した際のズレで判断する
  • ヘッドライトの光軸は調節ネジを左回しすることで上向きに、右回し(時計回し)することで下向きに調節できる

本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。