バイクのトップケースは車検に通る?申請が必要なカスタムとは?
バイクの積載力を手軽にアップさせるなら、トップケースを装備する方法がおすすめです。しかし、選ぶトップケースによっては車幅や車高が異なるため、車検前のカスタムに不安がある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、トップケースの車検への影響や、車検に通るカスタム条件、申請しないと車検に通らないカスタムについて解説します。
トップケースは問題なく車検に通る
トップケースはバイクの指定外部品ですが、車検証に記載の一定範囲を超えなければ車検に問題なく通ります。トップケースを装備することで、以下の一定範囲を超えてしまわないか確認しましょう。
車検に通るための一定範囲
長さ:±3cm
車幅:±2cm
車高:±4cm
重量:±50kg
トップケースがあると、応急処置に使える補修キットなどを常備でき、車検の際も必要な工具や交換部品を持ち込みできて便利です。車検にトップケースを装備していく際は、車体サイズから大幅に飛び出るようなものでなければほとんどのトップケースが車検に合格できます。
車検に通るカスタムの条件

車検に通るカスタムの条件は、指定部品と指定外部品で異なります。それぞれの条件を以下で見ていきましょう。
指定部品
指定外部品
バイクの指定部品一覧
アクセサリー類:
走行用部品:
固定方法
取り外し可能な固定方法とは:
工具なして取り外しできるものや、身近な工具使用で簡単に取り外しできる固定方法
(例)
マジックテープ、粘着テープ、吸盤、蝶ネジ、ボルトやナット、接着剤、組み込み、挟み込みなど
取り外しできない固定方法とは:
特殊な工具や作業が必要で、取り外しにより他のパーツや構造に損傷を与える可能性のある固定方法
(例)
溶接、リベットなど
申請が必要なカスタムの種類
上記の車検に通るカスタム条件から外れる場合、改造申請が必要です。改造申請をしていないカスタムのままでは、車検に通ることができないため注意しましょう。改造申請が必要となるカスタムの種類(条件)を以下でおさらいしておきましょう。
改造申請が必要となるカスタム
指定外部品を使ったカスタムは、固定方法にかかわらず一定範囲を超えた時点で改造申請が必要です。トップケースなどの指定外部品を装備する際は、車検証に記載の一定範囲を超えてしまわないよう注意しましょう。
まとめ
本記事は、2019年9月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。