バイク車検の連絡が来ない!その理由と対処法を解説
通知が来るだろうと思っていたのに来なかった場合、知らぬ間に車検切れしてしまう可能性があります。こうした事態にならないためにも、車検の案内が確実に来るようにしておく必要があります。このページでは、車検の通知連絡が来ない理由と対処法について解説していきます。
なぜ車検の連絡が来ないのか
車検の通知というのは国や地方の自治体などから送られてくる訳ではありません。ではどこから来るのかというと、バイクを購入したディーラーや前回車検をお願いしたバイクショップなどからです。
これらの業者はサービスをした時点でのオーナーの住所を記録し、車検通知を郵送しています。そのため、もしバイクのオーナーが変わったりオーナーは同じでも住所が変わったりした場合、ディーラーやバイクショップからの通知が届きません。また、オークションサイトからの購入であったり友人・知人からの購入であったりした場合も、同様の理由から車検通知が現オーナーの住所に届きません。
車検通知が来ない場合の対策
バイクの所有者は変わらず住所のみ変わった場合は、購入先のディーラーや車検を行ったバイクショップにきちんと新しい住所を伝えておくことで通知が正しく届くようになります。
他人からバイクを購入した場合は、近所のバイクショップやディーラーなどで定期点検を受けると顧客データに記録されるため、定期点検や車検のお知らせが届くようになります(通知サービスの有無をお店に確認しておくと確実です)。通知のためだけでなく、中古のバイクを一度プロにチェックしてもらうことで安心にも繋がるので、ぜひ定期点検を受けることをおすすめします。
通知が来なくて車検切れしてしまったら?

当然のことながら、車検が切れてしまったバイクは公道を走行することができません。しかし、「車検のために検査場まで自走するため」という条件であれば仮ナンバーを装着することで公道での走行が認められます。
仮ナンバーは区役所や市役所で借りることができ、取得にかかる費用は750円程度です。取得の際に必要となるものを以下にまとめます。
仮ナンバーを取得したら検査場まで自走できますので、車検を受けて合格すれば再び公道を走ることができるようになります。車検後に仮ナンバーを返却することを忘れないようにしましょう。
まとめ
本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。