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バイクのセキュリティアラームの取り付け方法

大切なバイクを盗難・いたずらなどの被害から守るには、防犯性を考慮した保管が欠かせません。バイクのセキュリティには大きく分けて物理ロック・電子ロックがありますが、今回は電子ロックの代表・セキュリティアラームについて解説します。

セキュリティアラームの仕組み

バイクのセキュリティアラームとは、保管中のバイクに加わった振動や揺れを感知して警報を鳴らすセキュリティグッズです。電源はバイクバッテリーから供給しますが、セキュリティアラーム本体に内蔵バッテリーが搭載されているため、万が一バッテリーを外されてしまっても少しの間はアラーム機能が動作します。
バイクの電子ロックといえばセキュリティロックのほかにイモビライザーも挙げられますが、イモビライザーはエンジン始動を制御するための電子ロックのため、万が一車体ごと盗難されたり、その場で部品を取り外されたりした場合は異変を察知することができません。
セキュリティアラームの場合、周囲に大音量(100デシベル以上)の警報を鳴らすため被害に遭っていることに気が付きやすく、盗難抑止にも効果を期待できます。

セキュリティアラームの種類

セキュリティアラームの種類

バイクのセキュリティアラームには大きく分けて3つの種類があります。

車体装着のみ

本体を車体に装着し、エンジン操作でロックのセット/リセットを行うタイプです。誤動作してしまった場合は速やかな対処が求められるため落ち着いてエンジンを操作する必要があります。シンプルで価格も安価ですが、バイクの扱いに慣れていない方はセット/リセットに戸惑ってしまう場合があります。

車体装着+操作用リモコン

本体を車体に装着し、付属のリモコンでロックのセット/リセットを行うタイプです。車体装着のみのものと比べて操作性が向上しているため、バイク初心者でもロックのセット/リセットをスムーズに行えるでしょう。リモコンは半径2メートル程度の範囲から操作できるものがほとんどです。

車体装着+お知らせ機能付きリモコン

アラーム動作時、付属のリモコンへ音やフラッシュ、バイブレータで異変をお知らせできるタイプです。リモコンを通じてバイクの状態を素早く察知できるので、他のセキュリティアラームに比べて防犯性に優れています。

このほか、商品によってイモビライザー機能やエンジンスターター機能などが搭載されている場合もあります。防犯性を向上させるために必要な機能を選りすぐり、ご自身の希望に合ったセキュリティアラームを選びましょう。

バイクのセキュリティアラームの取り付け方法や工賃

セキュリティアラームに複数の機能(エンジン制御など)が搭載されている場合、必要な機能を動かすためのハーネス(ケーブル)を使用します。セキュリティアラーム取り付け時は、取扱説明書を参考に使用するハーネスを把握しておきましょう。
セキュリティアラームの取り付け方法は、バイクのバッテリーとセキュリティアラームユニットを接続し、ユニットと警報用スピーカーを固定するのみとシンプルです。電気系統からウィンカー用ハーネスを取り出し接続するとアラームとウィンカーを連動させることもできるので、必要に応じてカスタムを行えば既製品の防犯性能を高めることもできるでしょう。なお、取り付け後は感度調節を行いましょう。
また、バイクショップに依頼した場合の工賃は3,780円+アラーム本体代金(持ち込み工賃7,560円程度)が目安です。電気系統の作業に自信がない場合は無理な作業を行わず、バイクショップへ作業を依頼しましょう。

まとめ

  • セキュリティアラームとは、車体の振動や揺れを感知して警報を鳴らず防犯グッズのこと
  • セキュリティアラームにはリモコン有り/無しタイプや、アラーム機能付きリモコンタイプなどがある
  • セキュリティアラームはバイクバッテリー接続して固定し、感度調節を行ったら装着完了

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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