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ソロキャンプはバイクと好相性!魅力と実践方法、楽しみ方を紹介

ソロキャンプは、自由気ままに行動できるバイクと好相性です。

今回はバイクでソロキャンプをする魅力と実践方法、楽しみ方を紹介します。ツーリングを楽しんだあとのキャンプは、身も心も日常生活から解放される特別な時間になるでしょう。

バイクとキャンプの相性は抜群!車にはない魅力とは

バイクは車と異なり、身体を露出した状態で乗るため、風や天気、海や山の香りを直接感じ取れるのが魅力です。自然と一体になる感覚は車では得られません。暑さや寒さ、急な雨など良いことばかりではありませんが、それもまたバイクならではです。

バイクとキャンプの相性は抜群!車にはない魅力とは

出典:https://www.goobike.com/motocle/detail/295539

また、車体が小さく機動性に優れるバイクは、運転操作に独自の楽しみがあります。カーブでのハンドル操作やスピード調整のギアチェンジがうまくいくと、バイクと一体になったような心地良さが楽しめます。身体が感じる加速感やカーブでのバランス感覚も、バイク特有の気持ち良さといえるでしょう。

ほかにも、バイクは車体が小さいため狭い道も通りやすいです。さらにバイクは車よりも燃費が良いため、遠くへのツーリングでもガソリン代を抑えられます。サービスエリアや道の駅などで休憩する際に、ほかのライダーから話しかけられて、仲間が増えることもあるでしょう。

このようにバイクには車にはない魅力が数多くあります。

ソロキャンプの需要は増えている

一般社団法人日本自動車工業会(jama)が行なった2021年度二輪車市場動向調査によると、2020年度のバイク新規購入台数は、2019年度の36万台から37万5,000台へ増加しています。

新型コロナウイルス感染拡大によって、大人数で乗り合わせる移動が避けられるようになり、バイクの機動性、利便性が見直されたことなどが理由です。外出自粛中でも1人で自由に行動できるツーリングは、運転自体を楽しめる趣味としての地位を向上させています。

また、ソロキャンプブームも衰えていません。日本オートキャンプ協会が行なった2020年オートキャンプ概況の調査によると、2020年は新型コロナウイルスの感染が拡大しキャンプ場が閉鎖された時期もあったため、オートキャンプに参加した人口は610万人と、2019年の860万人より3割も減少しました。

しかし、国内旅行者が半減していることを考えると、落ち込みは比較的少なかったといえるでしょう。

さらに、キャンプ全体に占めるソロキャンプの割合は11.1%で、2019年の9.4%よりも増加傾向です。増加するソロキャンパーを少しでも多く獲得しようと、キャンプ場のうち7.9%でソロキャンパー割引を導入するなど、ソロキャンプが注目を集めています。

ソロキャンプ用品の需要も高く、推定市場規模は2019年よりも16.3%増加し、過去最高の876億円に達しています(2020年)。また、日本オートキャンプ協会によるアウトドアショップへのアンケート結果では、焚き火やソロキャンプ用品の販売が好調でした。キャンプシーズンの春や夏だけでなく、年間を通して購入されており、ソロキャンプ需要が衰える気配はありません。

出典:オートキャンプ白書2021
出典:キャンプ人口3割減止まりと健闘 初心者増加、20代やソロ市場も | トラベルジャーナル

バイクでのソロキャンプの実践方法

バイクでのソロキャンプの実践方法

バイクでソロキャンプに出かける際に、必要なアイテムや楽しみ方を説明します。初めてのソロキャンプは不安なことも多くあるかもしれませんが、しっかりと準備をすることで不安なくキャンプを楽しめるでしょう。

必要なギア(道具)

バイクでソロキャンプをする場合は、荷物はなるべく少なく、軽くするのがコツです。キャンプに慣れてきたら、種類や数を増やしてもよいでしょう。

  1. テント
    キャンプには、雨風をしのぐテントが必要不可欠です。1~2人用の、軽くてコンパクトなテントを選びましょう。前室があるテントなら、荷物を前室に置いて屋内空間を広く使えます。キャンプ初心者には、設営が簡単なワンタッチテントもおすすめです。
  2. 寝袋(シュラフ)
    寝袋は「封筒型」と「マミー型」の2種類があります。封筒型は値段が手頃ですが重くかさばるのが難点です。ソロキャンプには、コンパクトに収納できて保温性の高い、マミー型がおすすめです。素材はおもにダウンと化学繊維の2種類があります。価格や特徴、メンテナンス方法が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。
  3. マット
    地面は凹凸や石があるため、寝袋だけでは気持ち良く寝られません。マットは底冷えを防ぎ、寝心地を快適にする機能があります。折り畳みのマットは、椅子としても使用可能で、空気で膨らませるエアーマットは、コンパクトに収納できるのがメリットです。
  4. LEDのヘッドライト・ランタン
    キャンプ場には夜間の照明はほとんどないため、自分で照明も用意する必要があります。ソロキャンプには、コンパクトで燃料がいらないLEDライトがよいでしょう。ヘッドライトタイプのLEDライトなら、小型軽量ですし両手が自由に使えて便利です。LEDのヘッドライトは防災用品としても使えるため、1つ持っておけば損はありません。
  5. 椅子・テーブル
    キャンプ場で食事や読書など快適な時間を過ごせるように、椅子とテーブルがあるとよいでしょう。椅子は大きさや重量だけで選ばず、座り心地も確かめて自分に合う椅子を選ぶのがポイントです。テーブルは小さく軽いものにするほか、高さを椅子にそろえると使いやすいでしょう。
  6. 調理器具
    レトルト食品は調理器具もほとんど不要で手軽に食事を楽しめますが、簡単なものしか作れません。自分で食事を作って楽しみたい人は、キャンプ用の調理器具を準備しましょう。クッカーと呼ばれる鍋とフライパンのセットや、ガスバーナー、箸、ナイフなどが必要です。

キャンプ場の探し方・選ぶコツ

バイクでソロキャンプに行く際のキャンプ場の探し方や選ぶコツを紹介します。

キャンプ場には敷地内ならどこでもテントが設営できるフリーサイトと、テント設営の場所が区画で割り振られる区画サイトの2種類があります。

区画サイトの多くは事前予約が必要です。週末など利用者が多い日は、早めに予約を入れましょう。フリーサイトは予約不要のところが多いですが、利用者が多い日やキャンプ場への到着が遅くなると、良い場所がほかの利用者で埋まっている可能性があります。

そうしたことから、テント設営に不慣れな初心者は区画サイトが基本的にはおすすめです。直前まで日程が決まらない場合は予約不要のフリーサイトを使うといったように、両者を使い分けるとよいでしょう。

また、キャンプ場内にバイクの乗り入れが可能か確認しておくことをおすすめします。車の乗り入れは不可でも、バイクは可能なキャンプ場もあるからです。テントから近い場所にバイクを置けば、荷物の移動が楽になるだけでなく、盗難やいたずらに遭う可能性も減らせるでしょう。

ほかにも、キャンプ場敷地内にトイレや洗面・入浴施設、売店があるかチェックするのがコツです。売店があれば持っていく荷物を減らせます。トイレは必ず使用するため、設置状況や清潔さを調べておくと安心です。

道中での寄り道も楽しめる

キャンプ場までの道中で、寄り道を楽しめることもソロツーリングの魅力です。ソロツーリングは時間に制限がなく、気になる場所やお店があればいつでも、好きなだけ立ち寄れます。遠距離のツーリングなら、休憩を兼ねて寄り道をするとよいでしょう。

各地の観光案内所では、観光スポットや名産品などの情報を入手できます。また、地元のスーパーマーケットや道の駅などでは、その場所にしかない魚や惣菜、漬物などの特産品を多く扱っており、キャンプ飯に取り入れることも可能です。

例えば魚なら刺身はそのまま、干物は焼くだけで簡単に食べられます。寄り道によって郷土色豊かな食事を楽しめるでしょう。

写真撮影が好きな人は、景勝地や観光地に立ち寄って、記念撮影をすると良い思い出を残せます。全国の絶景スポット巡りもおもしろいでしょう。

キャンプ場での楽しみ方

テント設営や食事が終わって暇な時間ができた場合は、以下のような時間の過ごし方が考えられます。

  • 自然散策、ランニング、サイクリング
  • 写真撮影
  • 釣り
  • 読書
  • ハンモックで昼寝
  • コーヒーやお酒を堪能
  • 焚き火
  • 天体観測

何をするのも自分の自由で決められます。

撤収日のポイント

翌朝の起床時間は、キャンプ場のチェックアウト時間から逆算して決めましょう。キャンプ初心者は時間に余裕を見て、撤収にかかる時間を3時間想定しておくと安心です。

朝起きてテント内の物を整理したら、テントやシュラフを干して乾燥させます。雨が降らない場合でも露や呼気などで湿っているため、早めに干しておきましょう。テントの乾燥には時間がかかるため、乾燥させながら朝食を食べ、片付けも進めます。

朝食は片付けを意識して、簡単なもので済ませましょう。余っている食材があれば、リゾットやホットサンドの具にして食べきるのがおすすめです。洗い物を減らすために食器はなるべく使用せず、ラップを敷いて使用するなど工夫しましょう。

バイクへ荷物を積載する際は、来たときと同じ順番・方法で荷物を積み込むと効率的です。

キャンプ場で注意したいマナー

キャンプ場内には、ほかにも多くのキャンパーがいます。近隣者に不快な思いをさせないように、以下の迷惑行為は慎みましょう。

  • 大音量で音楽を聴かない
  • 22時には消灯するか光量を落とす
  • 就寝前に食事の片付けを済ませる
  • 強風のときに焚き火をしない
  • 炊事場やトイレはきれいに使用する

また、環境破壊につながる行為もやめましょう。

  • ゴミは分別して持ち帰る
  • 焚き火を直火ではしない
  • 灰は灰捨て場に捨てる、なければ持ち帰る
  • キャンプ場の木は切らない

まとめ

バイクとキャンプは、ともに自然を実感できる点で相性が良い組み合わせです。ソロキャンプを楽しむためには必要なギアを準備するほか、キャンプ場に関する知識なども得ておくと安心です。

ツーリングもキャンプも、自由に時間を過ごせる魅力にあふれています。一期一会の出会いもあるため、出かけるたびに新たなツーリングキャンプの魅力を発見できるでしょう。

本記事は、2022年10月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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