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バイクの高騰はいつまで続く?考えられる理由や価格推移!

近年、中古バイクの価格が高騰しています。バイクの購入を検討しているけれど、なかなか決断できない方もいるでしょう。なぜ高騰しているのか、いつまで続くのか知りたい方もいるかもしれません。

この記事では中古バイクの価格高騰の理由や高騰沈静化のポイント、購入する際の注意点を解説します。おすすめの車種も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、価格高騰は、バイクの売却に有利です。「グーバイク買取」なら、お持ちのバイクの買取相場を簡単に確認できます。営業電話も一切ありませんので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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中古バイクの価格はなぜ高騰しているのか・考えられる5つの理由

中古バイクの価格高騰には、複数の要因が絡んでいます。具体的には新車の供給不足や半導体不足、物流の滞りなどが挙げられますが、おもに新型コロナウイルス感染症の影響が大きいです。

ここからは中古バイクの価格高騰の理由として考えられることを5つご紹介します。

新車の供給が不足している

中古バイクの価格が高騰している理由として、新車の供給不足が挙げられます。新車の納期遅れや受注停止が続いているため、中古バイクの需要が高まり価格が上がっています。

供給不足は、新型コロナウイルス感染症の影響によるものです。感染症の拡大によって従来通りに稼働できなくなり、各地で工場の閉鎖や縮小が起こりました。そのため、生産ラインの稼働率が下がり、パーツの供給量が減少しています。

このような状況から、新車を購入しても納車までに時間がかかります。人気のモデルだと、半年以上待つ必要があるでしょう。納車まで待てない方は新車をあきらめ、中古バイクの購入を検討します。その結果、中古バイクの需要が高まり、価格が高騰する事態になっています。

半導体が不足している

半導体が不足していることも、中古バイクの価格高騰に関係しています。ABSやクイックシフターといった電子制御システムには、半導体が欠かせません。そのため、半導体が不足すると新車の生産ができず、中古バイクを求める人が多くなるのです。

以前より半導体は不足していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によって工場の生産稼働率が停止・低下し、半導体不足の深刻度は増しているのが現状です。さらにリモートワークの普及が進み、パソコンを代表する半導体機器の需要が高まったことも半導体不足につながっています。

物流が滞っている

新型コロナウイルス感染症の影響により、物流が停滞していることも価格高騰の理由です。物流が停滞すると必要な部品が工場に届かず、新車の生産が進みません。半導体を含めた部品が不足していることに加えて物流が滞ると、ますます新車の納品が遅れ、中古バイク市場が盛んになります。

また、新型コロナウイルス感染症は国際物流にも影響をおよぼしています。感染拡大によって世界各国で行なわれた都市封鎖が影響し、バイク輸送に必要なコンテナが不足している状況です。そのため、海外工場で製造されている国産バイクの輸送が滞っています。

コロナ禍でバイク熱が高まった

コロナ禍をきっかけにバイク熱が高まったことも、価格高騰につながっています。バイクは一人で楽しめる乗り物であり、乗車中の感染対策は不要です。また、風を感じながら自然を楽しむことで、リフレッシュもできます。

三密を避けるライフスタイルが定着するなかで、一人気軽に楽しめるバイクに魅力を感じる人が増えました。バイクの需要が高まる一方で供給が追いついていないため、中古バイクの価格が高騰しています。

令和2年の二輪車排出ガス規制にともなうメーカーの販売規制が行なわれている

令和2年の二輪車排出ガス規制にともなうメーカーの販売規制によって、中古バイクが高騰している一方、人気車種の販売終了が相次いでいます。

2022年11月以降に生産するバイクは、本規制内容に適合している必要があります。販売済みのモデルを排出ガス規制に適合するよう改修すれば、引き続き販売可能です。しかし、改修には一定のコストがかかるため、コスト回収が難しいと判断されたバイクは廃盤になります。

販売終了になった車種は、中古バイク市場でしか購入できません。そのため、人気の車種は特に価格が高騰しています。

中古バイクの高騰はもうすぐ落ち着く?

中古バイクの高騰はいつまでなのか、もうすぐ落ち着くのか気になる方に向けて、中古バイク価格の推移や高騰鎮静化のポイントについて解説します。

中古バイク価格の推移

バイク未来総研が発表したレポートによると、中古二輪車のオークション相場は新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた2020年から中古車バイクの価格上昇が加速しています。

具体的には、2020年の平均価格が18万1,187円です。2021年には23万7,352円まで上昇し、2022年3月には一時下落したものの2022年10月には30万3,226円となる過去最高額を記録しました。

なお、2023年は2022年と比較すると、需要が下がった車種があります。コロナ禍以降上昇が続きましたが、2023年は落ち着きを見せています。

参考元:バイク未来総研「【2023年】コロナ禍でなぜ中古バイク価格が高騰? その理由と今後の市場動向に切り込む! ~旧車・絶版車~」

中古バイク高騰の沈静化は新車供給が鍵

中古バイクの価格高騰が落ち着きを見せるのは、新車供給が安定するタイミングと考えられています。

新車が購入できれば中古バイクの購入者も減少し、需要と供給のバランスがとれるからです。以前に比べて半導体不足や部品不足、物流遅延なども徐々に解消傾向にあるため、新車の供給が安定するのもそう遠くないでしょう。

ただし、空冷4気筒エンジン搭載車など新車の生産が終わっているバイクは、今後も供給が増える見込みがありません。そのため、今後も相場価格が大きく下がる可能性は低いと考えられます。

中古バイクの価格高騰は売りたい人にはメリットに

中古バイクの価格が高騰しているのは、さまざまな要因によって需要が高まっているからです。そのため、現状は昔のような価格での購入が難しいと考えられます。

一方、バイクを売りたい人にとって、価格高騰はメリットです。販売価格が高くなると買取価格も上がります。近年は異常な値上がりを見せているため、購入価格よりも高値で売却できる可能性もあるでしょう。

なお、今後はインターネットを通じての買い取りも盛んになると予想されています。

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中古バイクを購入する際の注意点

中古バイクを購入する際の注意点

中古バイクを購入する際には、価格以外にチェックすべきポイントがあります。ここからは特に意識したい注意点を3つ紹介します。

走行距離の長さ

中古バイクを購入する際は、走行距離の長さを確認しましょう。具体的には、年式相応の走行距離のものを選ぶことが重要です。バイクは年間1,000km~5,000kmの走行が平均的と言われています。3年前のバイクなら3,000km~1万5,000kmです。

走行距離は短いほうが良いと考えられがちですが、短すぎるのも良くありません。短いものはあまり乗られていない証拠であり、エンジンの調子が悪くなっている可能性があります。また、走行距離が長すぎるものは各部分が劣化していたり維持費用がかかったりするため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

エンジンやブレーキの状態

中古バイクのエンジンやブレーキの状態も、注意すべきポイントの一つです。

まず、エンジンがスムーズにかかるか確認してください。異音が聞こえたりチョーク(一時的にガソリンを多くエンジンに送るスイッチ)を引かないとエンジンがかからなかったりする場合、注意が必要です。始動性が悪い理由を確認し、納車までに整備してもらえるか相談してみましょう。また、オイル漏れがないかもチェックします。

ブレーキ関連は、特にブレーキパッドやブレーキローターの減り具合に注目してください。減り具合が顕著なときは、交換を依頼することをおすすめします。

事故歴や修理歴

バイクを購入する前に、事故歴や修理歴をチェックします。万が一開示されない場合は、購入対象から外してください。

事故で破損しやすい箇所は、ハンドルストッパーやフレームです。直した跡がないかよく見ることをおすすめします。修正跡か判断できないときは、ほかのバイクと比較すると判断しやすいです。

なお、立ちゴケ(走行中ではなく停車中にバイクにまたがったまま車体が倒れること)による傷は敬遠しなくてもよいでしょう。立ちゴケは事故ではないため、事故歴・修理歴があるバイクよりも状態が良いことがあります。

関連記事:中古バイクの選び方。購入時のチェックポイントとは?

コストを抑えて購入したい人におすすめのバイク3選

中古バイクの価格が高騰している今でも、掘り出し物のバイクは多くあります。ここからは、コストを抑えて中古バイクを購入したい方におすすめのバイクを3つ紹介します。

GIXXER150/スズキ

1つ目のおすすめ中古バイクは、スズキのGIXXER150です。排気量が154ccと小さめですが、軽くてほどよくパワーがあります。排気量と比較して車体が大きいため、見た目だけでは154ccだとわかりません。また、LED式のヘッドライトとおしゃれなテールランプが高級感を演出しています。機能性や外観に対して中心価格帯は25万円前後と、比較的安価で購入できます。

グーバイクでの取り扱い商品はこちら
https://www.goobike.com/maker-suzuki/car-gixxer/index.html

Ninja250R/カワサキ

2つ目のおすすめ中古バイクは、カワサキのNinja250Rです。DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載しているバイクで、パワフルな走りができます。中低速での実用的な走りも可能で、さまざまなライディングシーンを楽しめるでしょう。外観もスポーティーでスタイリッシュと、総合的な魅力度が高くなっています。中古バイクなら10万円台から購入可能です。

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https://www.goobike.com/maker-kawasaki/car-ninja_250r/index.html

エストレヤRS/カワサキ

3つ目のおすすめ中古バイクは、カワサキのエストレヤRSです。1950年代のメグロジュニア(日本初の250ccでメグロ最多生産モデル)を思い起こさせる造形をしています。走りの性能よりも細部の造形やメッキフェンダーといった外観にこだわりがあるバイクです。扱いやすいため、バイク初心者の方でも乗りやすいでしょう。価格帯は10万円から70万円と幅広いですが、中心価格帯は35万円前後です。購入時には高年式を選ぶことをおすすめします。

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まとめ

中古バイクの価格が高騰しているのは、新型コロナウイルス感染症の影響による新車の供給不足や半導体不足、物流の停滞などがおもな理由です。さらにバイク熱が高まったことや令和2年度二輪車排出ガス規制にともなうメーカーの販売規制も理由として挙げられます。

中古バイクの相場は2020年を境に高騰し続けていましたが、2023年に落ち着きを取り戻しています。半導体不足や物流の停滞も解消傾向にあるため、新車の供給が安定し、価格高騰が沈静化する日はそう遠くないでしょう。

中古バイクの価格高騰は購入時にはネックになりますが、売却面ではメリットが大きいです。価格高騰中なら高値でバイクを買い取ってもらえます。バイクの買い替えを検討している方は、価格が高騰しているうちに売却するのがおすすめです。

お持ちのバイクを売却したい方は、ぜひ一度「グーバイク買取」をのぞいてみてください。

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本記事は、2024年1月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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