バイクを売るのはもったいない?売却に迷うときの判断基準と注意点
バイクに乗る機会が減ったり、ライフスタイルが変わったりしたとき、「バイクを売るべきか、手もとに残しておくべきか」と悩む方もいるのではないでしょうか。しかし、バイクは放置すると劣化が進み、価値がどんどん下がってしまいます。
そこでこの記事では、バイクを売却するかどうかの判断基準と、売却のタイミングで注意すべきポイントを解説します。また、バイクを売却する際の手続きについても詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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バイクを売るのがもったいないと感じる場合の判断基準
バイクを売ろうか迷うとき、「もったいない」と感じてなかなか売却を決められない方もいるでしょう。ここでは、ライフスタイルの変化やバイクの状態を判断基準にした5つのポイントを紹介します。
バイクの使用頻度
今、バイクにどの程度乗っているかが、1つ目のポイントです。以前は通勤や通学で毎日使っていたが引越しや転職などで乗らなくなった方、家族と過ごす時間が増えてバイクに乗る時間が減った方などは、売却を検討するタイミングかもしれません。
どれだけ思い入れのあるバイクでも、長期間放置していると維持費がかかり続け、価値も下がります。現在の使用頻度を冷静に考えてみましょう。
バイクの維持費用
バイクを所有するには、さまざまな維持費用がかかるため、長期にわたって支払い続けられるかもポイントです。
バイクにかかる維持費用は、次のようなものが挙げられます。
こうした維持費が家計に大きな負担となっている場合は、売却を検討しましょう。バイクを手放すことで、毎月の出費を削減できる可能性があります。
バイクのコンディションや修理費
年式が古くなったバイクは、コンディションが悪くなりがちです。定期的なメンテナンスが必要なだけでなく、故障が増えると修理費用もかさんでしまいます。
また、コンディションが悪いまま乗り続けると事故のリスクも高まります。不具合の頻度が増えている場合や、単純に古いバイクの場合は、修理費や安全性を考慮して売却を考えるタイミングかもしれません。
バイクに乗る楽しさ
バイクに乗ることを純粋に楽しめているかも、重要な判断基準です。バイクへの情熱が薄れているのに、「高い買い物だったから手放せない」といった理由で所有し続けているのであれば、本当に必要かをよく考えてみましょう。
一般的に、バイクは乗らずにいても時間が経つほどに価値が下がってしまうため、早めの売却がおすすめです。
バイクへの愛着
「このバイクでなければ」という思いが強い場合は、売却を急ぐ必要はありません。乗る頻度が減ったとしても、定期的にメンテナンスをしながら大切に手もとに残しておくことをおすすめします。
ただし、バイクに乗る楽しさはあるものの、別のバイクに興味が移っているようなら、乗り換えを検討してもよいでしょう。また、一度バイクから離れ、好きなバイクを購入するための資金を貯めるといった方法もあります。
バイクを売るタイミングで気を付けることは?

バイクを売却する際、いくつか注意すべきポイントがあります。後悔なく決断するためにも、意識したい注意点を紹介します。
相場検索をする
バイクの市場価格は常に変動しています。そのため、売却を決める前に、必ず相場を調べておきましょう。相場を知らずに売却してしまうと、業者に不当に安く買取されてしまうことがあります。
また、複数の業者に査定を依頼し、比較するようにしましょう。各社が出した査定額を確認できるので、最も納得できる業者を選べます。
モデルチェンジのタイミングを見極める
バイクの市場価値が変動する要因の一つに、モデルチェンジが挙げられます。新しいモデルが発売されると、それまでのモデルは人気が下がり、中古市場での買取価格も下がる傾向です。特にフルモデルチェンジが発表されると、価値が大幅に下落してしまいます。
そのため、バイクは新しいモデルの販売開始前に売却するのが賢明です。メーカーの公式発表や業界ニュースをこまめに確認しておきましょう。
ほかにも、ライバル車種の発売情報が愛車の市場価値に影響する場合もあります。
軽自動車税がかかるタイミングに注意
バイク所有者には、毎年4月1日時点で軽自動車税が課税されます。この税金は排気量によって異なり、50cc以下の原付バイクから排気量が多い大型バイクまで、すべてに適用されます。
ここで注意したいのが、車と異なり、バイクに課される軽自動車税には月割制度がない点です。4月1日にバイクを所有していると、そのあとすぐに売却したとしても1年分の税金を支払わなければなりません。
支払った税金が無駄にならないよう、売却のタイミングを3月末までに設定するのがおすすめです。
勢いで売却しない
売却にまだ迷いがあるものの、査定依頼をする過程で断りにくくなり、売却を決めてしまうことがあります。しかし、納得しないまま結論を急ぐと、「思ったよりも安い値段で契約してしまった」などと後悔することにもなりかねません。
愛車への思いや、売却した場合のメリット・デメリットなどを冷静に考えて決めることが大切です。買取業者に対して「断りにくい」と感じても、納得できない場合はきっぱりと断りましょう。
早めに売る
バイクを売ると決めた場合は、できるだけ早めに売却するのが得策です。バイクの価値は、年数の経過とともに下がることが多いためです。基本的には年式が古くなるほど市場価値は低下し、モデルチェンジや新型車の登場により価格が急落するケースもあります。
次の章で、バイクの売却を決めたら先延ばしにせずに早めに売ったほうが良い理由を詳しく解説します。
バイクを早めに売ったほうが良い理由

バイクを早めに売ったほうが良い理由は、おもに次の3つです。
時間が経過するほど価値が下がる
中古バイク市場の相場は月単位で更新されており、時間が経つほどバイクの買取価格は下がる傾向です。さらに、新しいモデルが発表されると、人気モデルや特定の年式のバイクも市場価値が急激に下がることがあります。
「まだ売らなくてもいいかな」と考えている間にも価値は下がってしまうため、愛車が高値で売れるタイミングを逃さないためにも、スピーディーな判断を心がけましょう。
動かなくなると買取価格が大幅に下がる
バイクは、乗らずに放置しているだけでもコンディションが悪化します。部品が劣化してエンジンがかからなくなる、バッテリーが上がるなど、動かなくなる原因はさまざまです。特に、査定時にスムーズにエンジンがかかるかは重要なポイントのため、乗らずに放置するのは賢明ではありません。
不動車になると、買取自体が難しくなるケースもあります。バイクの状態が良いうちに行動しましょう。
今の自分に合ったバイクを選べる
バイクの売却を検討する背景には、ライフスタイルの変化が大きく影響しているといえるでしょう。
その場合、通勤メインからツーリングメインにしたい、もっと維持費を抑えたいなど、今のライフスタイルに合ったバイクに乗り換えることで解決する場合もあります。今乗っているバイクを売却することで、その資金を次のバイクの購入費用に充てることも可能です。より快適なバイクライフへシフトするためにも、早めの売却が肝心です。
バイクを売るのをやめたほうが良いとき
バイクを売るか迷ったとき、乗る頻度が減っても、愛車が特別な思い出の詰まった唯一無二の存在であるなら無理に手放す必要はありません。年に数回は乗り、かつ維持費が負担にならない場合は、手もとに残しておくのも良い選択です。
また、絶版モデルの場合は将来的に価値が上がる可能性もあるため、急いで売らずに価格の動向を見極めるのがおすすめです。
ほかにも、バイク仲間との交流が大切と感じている方は、愛車を手放すことで交友が減ってしまう可能性があります。あとで後悔しないよう、よく検討しましょう。
バイク売却時の必要書類と手続きの流れ
バイクの売却を決めたら、スムーズに手続きが進むよう必要な準備を進めましょう。ここでは、バイクの買取業者へバイクを売却する際に必要な書類と、手続きの流れを解説します。
バイクを売る際に必要な書類
バイクを売却する際は、自賠責保険証明書、本人確認書類、印鑑が必要です。
それ以外のおもな必要書類は、バイクの排気量と廃車手続きをだれが行なうかで異なるため、下表をご確認ください。
バイクの排気量 | 買取業者に廃車手続きを依頼する場合の必要書類 | 自分で廃車手続きをする場合の必要書類 |
125cc以下 | 標識交付証明書 | 廃車証明書 |
126cc~250cc | 軽自動車届出済証 | 軽自動車届出済証返納証明書 |
251cc以上 | 自動車検査証 自動車納税証明書 | 自動車検査証返納証明書 自動車納税証明書 |
万が一、書類を紛失した場合は再発行の手続きが必要です。再発行の手続きは、標識交付証明書が市町村役場、軽自動車届出済証と自動車検査証が陸運支局となるので注意しましょう。また、自賠責保険証明書はご利用の保険会社で再発行が可能です。
バイクの売却手続きの流れ
バイクの売却手続きの、大まかな流れは次のとおりです。
1.書類準備
2.査定
3.売買契約
売却方法は大きく分けて、店舗への持ち込み買取と出張買取の2つがあります。出張買取は予約必須ですが、持ち込みの場合も査定を予約しておくとスムーズに手続きできるでしょう。なお、店舗への持ち込みにより売却する場合は、帰りの交通手段も考えておく必要があります。
まとめ
バイクの売却を迷うときは、ライフスタイルやバイクの状態を冷静に見直すことが重要です。使用頻度や維持費、コンディションなどを判断材料に、愛車を手放すか乗り続けるかを決めましょう。
売却を決めたら、相場や税金のタイミングに注意したうえで、手続きを進めていくことが後悔しないためのポイントです。
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