バイク買取は現金だと安くなる?手続きの流れや必要な事前準備などを解説
バイクを売却するとき、その代金の受取方法には現金と銀行振込の2種類があります。現金で受け取る場合はすぐに代金を手にできる魅力がありますが、振込と比べて買取価格に差が出るのか気になる方もいるでしょう。
本記事では、現金買取のメリットや手続きの流れを詳しく解説します。また、買取価格を上げるポイントやよくある疑問についても触れていますので、バイクの売却を検討している方は参考にしてください。
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バイク買取代金の支払い方法は振込と現金がある
バイクを売却した際の代金の受け取り方法には、現金と銀行振込の2種類があります。一般的には、3万円以下の少額は現金支払い、3万円を超える場合は銀行振込など、金額を基準に決まります。業者にもよりますが、利用者は支払い方法を自由に選べないこともあります。
ただし、名義の問題など特別な事情がない限り、現金受取の上限額を定めていない業者も多いため、現金受取を希望する場合はそのような業者を利用するとよいでしょう。
現金買取の魅力は即日で代金を受け取れる点ですが、トラブル防止のため、高額取引になると振込を利用するケースもあります。銀行振込では契約成立後、入金までに通常3~4日ほど必要です。
バイクの買取代金を現金で支払ってもらうメリット
バイクの買取代金を現金で受け取るメリットは、すぐに現金を入手でき、取引が早く終わることです。
すぐに現金を入手できる
バイクの買取代金を現金で受け取ることは、即現金化ともいわれます。文字どおり、バイクを売ったお金をすぐに手にできることが最大のメリットです。今すぐ現金がほしい人には、特に利便性の高い方法といえます。
ただし、現金買取に対応している販売店でも、買取価格が高額になると自動的に振込になることもあるので、店舗選びに注意が必要です。
取引終了まで早い
現金での支払いを選ぶと、取引がスムーズに進み、バイクの売却が短時間で完了するのが大きなメリットです。査定の申し込みから現金を手にするまでの所要時間は、以下が目安です。
1.査定の申し込み
2.査定:30分から1時間程度
3.価格交渉:10分程度
4.現金受取:5分程度
一方、銀行振込の場合、代金が着金するまで数日から1週間かかることがあります。現金買取は、スピーディーに代金を受け取りたい方に最適な方法といえます。
バイクの買取代金を現金で支払ってもらうデメリット
バイクの現金買取のデメリットは、現金払いに対応していない店舗があることと、現金を得たいあまり成約を急いでしまいやすいことです。
対応していない店舗もある
バイクの現金買取は、対応していない業者もあるため、売却先の選択肢が限られるデメリットがあります。また、選択肢が減ることで、複数の業者に査定を依頼して高価買取を狙うのが難しくなる可能性があります。その結果、より高額で買い取ってくれる業者を逃してしまうかもしれません。
また、査定の申し込みから現金の受け取りまでを1日で行なうのは、店舗の混雑状況によっては難しく、希望のスケジュールが通らないこともあります。査定日時の調整がしやすいよう、早めに連絡することをおすすめします。
成約を急いで妥協してしまいやすい
現金買取の魅力はすぐに現金を手にできる点ですが、成約を急いでしまうと、妥協や損をすることになりかねません。例えば、焦って業者を選んでしまい、適正価格より低い額で売却してしまうといったケースです。
また、その場で売却の判断を迫られると、冷静な交渉が難しいこともデメリットです。「相場より高い買取価格か」「契約内容に変なところがないか」など、判断や確認には冷静さが求められます。緊急性がない場合は、業者の選択肢が多い銀行振込を選び、時間をかけて高額の買取先を探すほうが賢明でしょう。
バイクの現金買取をスムーズに行なうためのポイント

利用する業者が現金買取に対応していても、手続きに不備があれば即現金化はできません。バイクの現金買取をスムーズに完了させるために、事前に準備しておきたいことを紹介します。
書類を漏れなく準備しておく
バイクの売却に必要な書類は、排気量ごとに異なります。書類がそろっていないと手続きが進まず、契約が後日になり、現金の受け取りも遅れてしまうため、漏れなく準備しましょう。
排気量ごとの必要書類は以下のとおりです。
125cc以下 | 126~250cc | 251cc以上 |
---|---|---|
本人確認証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど) 印鑑(実印や銀行印でなくてもスタンプ型印鑑以外なら認印可) 自賠責保険証明書 通帳(振込の場合に必要) |
||
標識交付証明書 | 軽自動車届出済証 | 自動車検査証(または自動車検査証返納証明書) 自動車納税証明書 |
万が一、売却金額が高額になって振込となる場合に備え、通帳も用意しておきましょう。また、追加書類を求める業者もあるため、査定を依頼する前にしっかり確認しておきましょう。
他者名義の場合は名義変更しておく
バイクをスムーズに現金買取してもらうには、事前に名義を確認し、他者名義の場合は自分名義に変更しておくことが重要です。他者名義やローン会社の所有権がある場合、そのままの状態では売却できません。
譲り受けたバイクの場合は、委任状や身分証明書のコピーを準備して、手続きを進めましょう。ローン返済中のバイクは、ローン会社に連絡して名義変更を依頼します。
なお、名義変更を買取業者に代行してもらうと手続き完了まで約2週間かかるため、急ぎの場合は自分で手続きを済ませておくのが賢明です。
【関連記事】バイク名義変更の手続き方法と必要書類について
見積もりを複数業者に依頼する
バイクを少しでも高く売ることは、売却者にとって重要なポイント。そのためには、複数業者から見積もりを取っての比較が欠かせません。しかし、多くの店舗に愛車を持ち込んで査定を受けるのは、時間と労力がかかります。
オンラインの一括査定サービスなどを利用して、効率的に複数の業者から見積もりを取るとよいでしょう。愛車の相場を把握できるため、現金買取における価格交渉での判断材料にもなります。
バイクの現金買取の流れ
バイクを現金買取で売却する流れは、次のとおりです。
‖弍可能な業者を選ぶ
⊇駑爐僚猗
査定の予約をする
せち込みする、または出張してもらう
ズ債蝓Ω鮠
η簀齋戚鷭颪鮓鬚錣
Д丱ぅ引き渡し
売却した代金を現金で受け取る
後日名義変更完了の通知を受け取る
業者選びの際には、公式ページや口コミサイトなどを参考にして、条件と合致する業者を選びましょう。先述した一括査定サービスを利用すれば、複数の業者の査定額を比較できます。
また、査定額に納得がいかない場合は、別の業者に再度依頼することも検討し、焦って決断しないようにしましょう。
バイクの現金買取で少しでも高く買い取ってもらうためのコツ
少しでも高く愛車を売却するために、気を付けたいポイントを3つ紹介します。
オプションパーツなども一緒に売る
バイクの買取では、新車時のままの状態が好まれるため、カスタムバイクは査定額が下がることがあります。カスタムバイクの場合は純正パーツに戻してから売却するとよいでしょう。または、純正パーツもまとめて売却するのがおすすめです。
一方で、人気の高いカスタムパーツや有名カスタムショップの部品が装着されている場合は、査定額が上がることもあります。いずれにしても、売却の際に純正パーツを用意しておけば、次の購入者がカスタムかノーマルかを選べるため、買取額が上がりやすくなります。
車体をきれいにする
高額査定を期待するなら、査定前にバイクを洗車してきれいにおくことも重要です。きれいな状態のバイクは「丁寧に扱われてきた」と評価され、査定士に良い印象を与えやすくなります。反対に、汚れたままだとメンテナンス不足や放置を疑われ、査定額が下がる可能性があります。
特に目立つ汚れやサビを落とし、バイクの魅力を最大限に引き出すことを心がけましょう。理想的には、保管場所やメンテナンスなどに普段から気を使い、コンディションを保つことが大切です。
できるだけ早く売る
バイクの価値は、登録年度から時間が経つほど下がりやすいため、早めに売却を決断することが高値買取につながります。特に、新型モデルが発売されて旧型扱いになると、査定額が下がりやすくなるため注意しましょう。
しかし、売却を少し待つことで、買取価格が上がる場合もあります。冬場はバイクの需要が落ち、買取価格も下がる傾向があります。この場合、需要が高まる2月以降にできるだけ早く売るのが賢明です。
バイクの現金買取でよくある疑問と答え

最後に、バイクの現金買取についてよくある疑問に回答します。
現金か振込かで買取価格は変動するのか
バイク買取では、現金受取でも銀行振込でも、買取価格はほとんど変わりません。ただし、現金での受け取りにこだわると、高値を付ける業者と取引できない可能性があります。
特に1社のみと交渉すると、安値で売却するリスクが高くなります。しっかり価格交渉できるよう、複数の業者から見積もりを取り、相場を把握することが大切です。
一方、銀行振込を選ぶと、業者の選択肢が広がります。じっくり交渉して高値買取を狙いたい方は、銀行振込も視野に入れましょう。
廃車済のバイクや不動車も売れるのか
廃車済みや不動車のバイクも、現金買取が可能です。こうしたバイクは、動くバイクよりも現金買取に対応している業者が多く、即現金化しやすいのが特徴です。
ただし、車体の状態によっては査定額が付かない場合もあるため注意しましょう。また、廃車済みのバイクは、廃車を証明する書類が別途必要です。
キャンセルは可能か
バイクの売却手続き中のキャンセルは、契約前であれば問題なく可能です。訪問買取の場合でも、査定額が希望に合わなければ断ることができます。
一方、契約後のキャンセルは原則できません。ただし、契約内容によっては、規定の期間内にキャンセル料を支払うことでキャンセルできる場合もあります。契約書上のキャンセル規定をしっかり確認しましょう。
また、訪問買取では特定商取引法に基づき、契約書受領後8日以内であればクーリングオフを利用してキャンセルできます。
まとめ
現金受取と振込のいずれでも、バイクの買取価格は基本的に変わりません。
現金買取のメリットは、即日で代金を受け取れる点です。買い取りをスムーズに進めるため、事前に必要書類を用意し、バイクの状態もしっかり確認しておきましょう。また、買取業者の見積額を比較することで、最適な価格で売却できます。
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