フォルツァの特徴と言えば、ミッションの多彩なモード。ホンダSマチックと名づけられた電子制御ミッションは、新型フォルツァでは、Evoへと進化している。
任意のギアで走れるマニュルモードも楽しいけれど、スクーターの本分はオートマチック走行。一般道ではスロットルの動きに敏感に反応するSモード、高速域ではそれほど差が出ないから燃費の良いDモードがオススメだ。100km/h時のエンジン回転数はDモードでは約6250回転。対してSモードでは約6500回転。Sモードの方が若干加速は良いが、その差はわずか。ところが、40km/h時ではDモードは約3800回転。Sモードは約4300回転と500回転もの差がある。これだけ回転数が違えば、エンジンの反応は段違いに良い。
気になる燃費データは参考にとどめてほしい。一般道ではSモードとマニュアルモードを多用し、エンジンをまわしまくったし、高速道路は渋滞気味で加速が60km〜80km/hと遅めだったからだ。一般的な走行なら、双方のデータの差は縮まるだろう。 |