Tandem Riding Review スクータータイプ HONDA FORZA Z オーディオパッケージ
ホンダ フォルツァZ オーディオパッケージタンデムすることに重点を置いて開発されたダレもが簡単に走れる快適コミューター
タンデムからツーリング何でもこなす万能マシン
街なかでよくタンデムをしている車両といえば、圧倒的にスクーターが多い。それもそのはず、パッセンジャーにとって快適な広いシート、何でもホイホイ入る巨大なラゲッジ、乗る服装を選ばないスタイリング。これで、人気が出ないわけがない。
さらに、スクーターはギヤチェンジがないから、タンデムに慣れてないライダー、パッセンジャー双方にとって、かなり乗りやすい。
とくにこのフォルツァは単気筒エンジンながら、驚くほどにスムーズで振動も少なく静かだ。だから街なかでタンデムしていても、エンジン音でパッセンジャーと会話がしにくい、と言うこともない。
ジェントルに走ることも、電子制御式CVTを駆使してキビキビも走れる、スクーター最右翼の万能タンデムマシンだ。
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ホンダ フォルツァZのカタログ| エンジン | 水冷単気筒SOHC4バルブ | 排気量 | 248cm3 |
| 全長×全幅×全高 | 2185×750×1180㎜ | シート高 | 710㎜ |
| 最大出力 | 16kW（22PS）／7500rpm | 最大トルク | 22Nm（2.2㎏f）／6000rpm |
| 重量 | 204㎏ | 燃料タンク | 12L |
| タイヤサイズ | F：110／90-13 R：140／70-13 | 価格 | 76万1250円 |
ポジション
ほどよい高さのパッセンジャーシート。位置も高すぎず、ライダーとの一体感も上々。パッセンジャーが乗ることを良く考えられているので、もっとも快適な部類に入る。
シート
座面が広く、乗り心地も◎。さらに足がフィットするようなシートの形状は、ホールド感も高い。ただし、バイク自体の幅があるので、乗るときはちょっと大変。
つかまるところ
ガッチリしたグラブバーは、つかむところに自由度があり、さまざまな体格の人に対応。ボディと一体化したスマートなデザインは、とってもスタイリッシュ。
タンデムステップ
ボードタイプのステップは、走行時の路面からの泥や雨といった汚れから足をガードしてくれる。また、ポジションの自由度も高く、長時間のタンデムでも疲れない。
右手ひとつでダレでも滑らかに加速
ギヤチェンジによるショックは、思いのほかパッセンジャーにとって負担になる。かといって滑らかなギヤチェンジは、結構難しい……。そこで、スクーターだ！ 右手をヒョイとひねればスムーズに加速。コレはラクチン。
タンデムお薦めグッズ
タンデムベルト
ライダーのウエスト部分に、ベルトを巻きつけて中央のグリップをパッセンジャーが握るだけでOK！ グラブバーだと不安に思うパッセンジャーもこれなら安心だ。
