1 作業場所は平らなところを選ぶべし。傾斜があるとオイルは抜けにくく、なにより危険。それと砂利や土の上で作業するなら、スタンドがめり込まないよう板を敷くべきだよね。 |
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2 交換後の古いオイルをどう処分すべきかも、あらかじめ考えておかなくちゃね。で、簡単なのはオイル廃棄用のパックを使う方法。用品店などで300〜400円程度で売られているぞ。 |
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3 オイルドレンを緩める際は、メガネレンチかソケットレンチを使うのが基本。オープンエンドのスパナだと、トルクをかけたときにクチが広がって、ネジの頭をナメちゃうこともある。 |
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4 ここがオイルを抜くためのドレンボルト。通常はエンジン下のオイルパンにある。車種によってはドレンが2か所あり、その両側からオイルを抜く構造になっていることもある。 |
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5 ドレンボルトは、まずレンチで緩めて指で回せる状態にしておき、それからオイル廃棄パックをその下に用意。で、ドレンボルトを取り外せば……ほら、古いオイルが出てきた。 |
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6 オイルの種類を替えるときは、古いオイルをできるだけしっかりと抜いておきたい。だから車体を真っ直ぐに立ててオイルを最後まで抜いてから、新しいフィルターに交換してやる。 |
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7 オイルが完全に抜けたらドレンボルトを装着。で、そこに挟むガスケット(ワッシャー)は、一度、締め付けたらつぶれるものだから、新品に交換しておく。お値段は70円+消費税だった。 |
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8 オイルフィルターのOリングも新品に交換。そしてエンジンに装着する前にオイルを塗っておく。滑りをよくしておかないと、締め付け時に噛み込んでしまう可能性があるからだ。 |
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9 ドレンボルトとフィルターを装着した後、たれた(付着した)オイルをパーツクリーナーで流しておく。きれいに掃除しておくと、オイル漏れのときにも、すぐにわかりチェックしやすい。 |
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10 このマシンのオイル注入口は、缶から直接流し込めない位置にあるのでオイルジョッキを使ってエンジンに入れる。オイルジョッキはバイク用品店やホームセンターで売られている。 |
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11 なるべくこぼさないように慎重に入れるのがコツ。また、一気に入れるとあふれちゃう車種もあるので注意。あふれたりこぼれたりしたら、ウエスなどでちゃんと拭き取っておく。 |
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12 エンジンを始動して、少しアイドリングさせてからエンジンを停止し、数分待ち、油面が落ち着いたら、車体を真っ直ぐに立てて油面レベルを点検。少なかったら継ぎ足しておこう。 |
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