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失敗しないバイク購入学

YAMAHA TMAX SPECIAL 単なるスクーターの領域を超えたスクーター ワインディングも楽しめるスポーツ性能が◎ 松井 勉 テストライダー

購入意欲度Check エンジン性能	★★★★☆ スタイル	★★★★☆ 収納性	★★★☆☆ タンデム性能	★★★★☆ 街での軽快さ	★★★☆☆
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スムーズなエンジンは
どんな場面でもイイ感じ


YAMAHA TMAX SPECIAL 半年前、いきなり古いCBを買った。CBといってもアメリカン。知らぬ人には「ナンじゃそれは」なバイクだ。そのパワーは、今の400ccに本気を出されたらかなわないけど、ミドルレンジの加速感はOHC2バルブという、ほのぼのしたいい伸びがある。リヤサスの入り方や全体のマスの集中してないところに古さを感じるが、意外やよく走る。楽しい。遠出だってこなせる。これに乗ると、感覚がいつも以上に働く。音、匂い、振動、熱、転がり感。機械との対話が楽しめる半面、いつもモニターしているから、気になる部分があると「今度、メンテしよう」と、頭の中の割り当てメモリーが食われていることにも気が付く。
 そこで今回のテーマ。移動のツールとして退屈せず、スムーズなエンジンと快適な乗り心地で、頭の中にあるバイクの趣味的領域を刺激しすぎないバイク。つまりは旧車とは好対照で走れるバイクだ。
 取捨選択して残ったのがTMAX。これの一番の買いは、スポーツバイク張りのコーナリング性能よりも、むしろスムーズで快適なエンジンだ。収納や快適なウインドスクリーン、パワフルなエンジンなど、スクーターとしての便利機能では、むしろグラマジェ400のほうが全方位で優位に立つ。ただ、エンジンのフィーリングを比較すれば、TMAXのシームレスなパワーデリバリーと、回転を問わずスムーズさを失わない500ccツインエンジンの官能性能の前に、単気筒は雑味が多い。
 スクーターのエンジンにして、収納よりも主役である。このあたりが乗り物好きの心を掴む。ヤマハがネットでTMAXをスポーツバイクのカテゴリーに入れているのも納得だ。さらなる希望を言えば、R1並のブレーキタッチや、パーキングブレーキのレバーをリリースするときの動きにジェントルさが欲しい。
 コーナリングも楽しいが、街なかでゆっくり発進するときの方がこのバイクの真骨頂だと思う。それだけにパッセンジャーを乗せても運転がとても楽だ。インジェクションとラジアルタイヤを得た現行モデル。エンジン特性と乗り心地のよさも、自分が選考した大きな理由なのだ。
SPICIFICATIONS
全長×全幅×全高 2235×775×1235mm
シート高 795mm
ホイールベース 1575mm
乾燥重量 205kg
エンジン 水冷4スト
並列2気筒DOHC4バルブ
排気量 499cc
最高出力 38ps/7500rpm
最大トルク 4.6kgm/4500rpm
タンク容量 14L
タイヤサイズ F:120/70-14
R:160/60-15
YAMAHA TMAX SPECIAL
YAMAHA TMAX SPECIAL 右に回転計、左に速度計を配置して、中央には見やすいデジタル表示の多機能メーター。トリップメーターの表示も識別しやすいサイズだ。 YAMAHA TMAX SPECIAL パーキングブレーキレバーは、便利なこの位置に設置。リクエストが可能なら、リリースするときに、ダンパーを効かせた質感のある動きが欲しい。
YAMAHA TMAX SPECIAL ワイドなシートは、たしかに足つき性を最優先にはしていない。しかし、身体とバイクがコンタクトできる面積が広いので安心感が高いのは魅力的だ。 YAMAHA TMAX SPECIAL しっかりしたハンドリングの立役者でもあるフロントフォークは、スポーツバイク同様、インナーチューブを上下ブラケットで支持する。
YAMAHA TMAX SPECIAL 14インチホイールにダブルディスクを採用したフロントホイール。前後の重量配分も適切で接地感も十分にある。支持剛性も高く安心感が高い。
YAMAHA TMAX SPECIAL 軽量、ワイドなラジアルタイヤは、ルックス的にもワイルドな走りを予感させる。15インチのキャストホイールがスタイリッシュでお気に入り箇所のひとつ。
   
購入シュミレーション  新車本体価格	87万1500円  検査登録&納車整備料	4万円前後  重量税	5000円  自賠責保険料(25ヶ月)	2万770円  合計価格	約93万7270円
YAMAHA TMAX SPECIAL
松井 勉 テストライダー 職業病!?からきた旧車トリップ
所有したバイクの7割がオフロード系で、600〜1000ccまでのビッグオフも多い。今回の旧車トリップは、職業上、最新モデルの取材が多く、かつて自身が経験した「最新最高モデルに昂ぶって買うと、すぐに次なる高性能バイクに乗り換えたくなる」という症状から、対局にあるバイク選びをしたかったからだ。バイク関係のフリーランスライター。自身も出演している89年のバハ1000の参戦ビデオが近々DVD化されるのでヨロシク!
最後まで悩ませたライバル達
VESPA GTS250I
VESPA GTS250I
セカンドバイクではなく、ファーストバイクという条件だったら、これにしただろう1台がベスパGTSだ。スクーター用単気筒の雑味が少なく、加速感が強力。細部まで行き渡ったデザイン。新しい伝統の予感がする1台だからだ。
BMW 1200GS ADVENTURE
BMW 1200GS ADVENTURE
自分の嗜好からいっても、このバイクとKTM990アドベンチャーは欲しいバイクランキング上位になる。独立した個性、オン・オフの両方で走りを楽しめる機能、オプションでの拡張性など、多くの点でハイスコアなのだ。
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