2026/05/21 14:56:16 更新走行中に急にエンジン停止... 2003 FXDWGハーレーダビッドソン FXDWG ワイドグライド
ある日、走行していたら急にエンジンが止まってしまったと。 ガス欠のような止まり方だったとのことで、キャブレター車両ということもありなんとなく見当はついたのですが、現地での対応は難しいだろうということでレッカー入庫しました。

キャブレターが抜けたか負圧ホースが抜けたか、のどちらかだろうと思っていましたが後者のほうでした。 わかりにくいですが真鍮のフィッティングのすぐ横にあるチューブがそこに挿さっていなければいけません。 キャブレターはHSRで、エアクリーナーは社外品となっておりバックプレートが金属製になっていましたのでキャブレターが抜ける可能性は低かったです。
何のこと??という方もみえるかもしれませんので念のため仕組みを説明します。 燃料コックの裏あたりに燃料ホースではないチューブが挿してあるのが負圧式の燃料コックです。チューブの逆の端はキャブレターに挿さっています。 エンジンがかかっている時はご存じの通り、キャブレターの開口部(エアクリーナーとも言えますが)からエンジン側へ空気を吸い込んでいます。 物理の法則により、その通り道は負圧になり挿してあるチューブ内も負圧になります。その負圧の力でコック内のダイヤフラム(膜のようなもの)を引っ張り、ガソリンの通路を開きます。逆に言えばエンジンがかかっていなければ負圧が発生しませんので通路が閉じ、ガソリンは流れなくなります。 今回その負圧ホースが抜けたことで、負圧が伝わらず→コック通路が閉状態→ガソリン流れず→失速、再始動できず、の流れでした。

チューブを挿し直して端端をタイラップで縛って終了です。 知っていればこれだけのことなのですが、そんなこと起きる??という気持ちもわからなくもないです。 何かの折にミスファイヤして負圧ホースが抜けたのかなと想像しますが、こういうのも久しぶりだなぁ...と思いつつの作業でした。
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ハーレーダビッドソン






