YB-1fourのフロントフォークのオーバーホールを実施しました。 　 　YB-1のフォークはカバーに覆われていて『にじみ』という初期段階が発見できず、『もれ』状態になってアウターから流れ落ちるオイルに気づいて発見する形です。 　そうなったら早めに修理が必要です。

まずはフォークを外していきます。 　タンク上の赤いのは保護用のバスタオルです。

分解しました。 　この段階でスプリングの自由長を測定して交換が望ましい場合はご提案します。 ※ギアオイルが映っていますが、 YB-1fourのヤマハ推奨のオイルはフォークオイルではなくギアオイルです。

この黒いシールがオイル漏れの原因です。 　小さくて、金額も大したことはないのですが、交換には手間がかかります。

専用工具で打ち込んでいきます。 この後にフォークオイルを規定量入れて、エア抜きをして、規定トルクで組んで終了です。 　50㏄のギア付きは高額化していて、個人売買も活発ですよね。 　個人売買で購入した方も歓迎です。 　金額は目安です。追加の交換部品や内部状況などによって増える場合もあります。