リグニス広島/45Degree ハーレーならではの「楽しい乗り心地」を引き出すのが得意!ここだから出来る!を目指しています。

2018/11/01 11:44:58 更新FXBBカム交換&チューニングハーレーダビッドソン FXBB ソフテイルストリートボブ

作業実施日 2018/04/22

愛媛県より、ご入庫頂きました….! ミルウォーキー107のFXBBをカムに乗せます。

カムの下準備が整ったらダイノに載せチューニング。

キャリブレーションナンバー 723 / 823 / 824 … 723は、そうじゃないものもあるけど、近頃入庫するミルウォーキー8の車両は、723含め、皆こればかり。スロットル開度があばれる君。ここが触れないというチューナー泣かせ仕様。  

当社では最新のシャーシダイナモに入れ替えたのも相まり、サンプリング時に具体的な解決策を見出しており、安定してサンプリングを行い、チューニングを行なっております。   意図的に、2000回転未満、スロットル開度15%以上30%未満において、回転上昇に伴い、勝手にアクセルを開けるようにする。   これ。ミルウォーキーに試乗した人が感じる強大な加速力・トルク感はこの制御のせい。意図したアクセル操作以上に、勝手にスロットルバルブが開いているのだから、そりゃそうなる。   そんな、複雑な状況ゆえ、より正確なサンプリングに加え、設定したVE値の数字を出して、同時に診ながら慎重な打ち込みをする。   即ち、時間かかるわ〜〜!! 目が疲れるわ〜〜!!!!という事。急かさないでね。笑     電子スロットルだから成し得る制御も、ここまできたかと。もはやアクセルは、そこから加速さすか、減速さすかの入力信号でしかないのか。

この、勝手にアクセルを開ける制御と、特に半クラッチで強く感じるアクセルの無反応部分を埋めてくれさえすればいいのだが。今の所チューニングで詰めるのも限界がある。   と、スロットルに対しての不満を書きましたが……   このFXBBでバチっとチューニングを決めて、道路に出て試乗する。   この、気持ちの良い加速力たるや。ハーレーで同じようにしたけりゃ、黙ってミルウォーキーに乗り換えて、サクッとカムに乗せるのが吉。   純正状態ではギクシャクして難しかった、40キロのパーシャル走行や、ゆっくり走りたいとき、随分と、心地よく走れるようになった。変わった。カムに乗せても、チューニング次第でそこは、なんとでもなる。   スロットルに違和感を感じた以外は、おっ、ミルウォーキー、意外とやるじゃんの感触が強く。快適で速い、これがミルウォーキーの姿。

赤い丸がしてあるところが、トルクカーブで。私はこれを「トルクのこぶ」と読んでいる。この、コブの頂点までは、加速力が継続して体感できるのであることがグラフから読み取れる。これで3,000回転そこそこに、トルクのコブがある。

カムに乗せると、それが4,000回転そこそこにある。そこまでは、加速力が継続して得られるから、息の長い加速感が体感できます。   これが、出力特性の変化。   ミルウォーキーは、断然カムに乗せるのがオススメ。   こちらのFXBB、カムに乗せた事だし、元気良く楽しく走る方向に持って行ったので燃費への配慮はあるものの、そこへのウエイトは少ない。まーちょっとでも乗ったら解る、快活に走ります。

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