2020/11/05 23:37:29 更新KDX125 フォーク、エンジンのメンテナンスカワサキ KDX125
作業実施日 2020/10/30



エンジンリフレッシュのご依頼です。



年式の古いバイクひゃいろんなところの整備が必要になってきます。

回転軸のシールのあたりがある部品は特殊加工に出しました。


普通に乗れていたと思われていたエンジンでも修理すべき箇所が沢山見つかってしまうものです。

シリンダーヘッドはデトリン加工です。スキッシュエリアの形状材質面積以外にも圧力や水が吹き抜けにくくしてある工夫がしてあります。


KDXには排気デバイスというものがありますが、これのおかげでかなりパワーアップしてます。ポテンシャルを発揮するには排気デバイスの整備はかなり重要です。エンジン整備後はキャブレターの調整が変わるのでエンジン搭載からオイルポンプの調整、キャブセット、テスト走行までの一連は任せていただきたいと思います。

インナーチューブのストローク範囲に多数の点錆が発生していたために交換です。エンジンがいくら元気になってもフォークからオイルが漏れていては走れません。

フォークは芯出しした状態で取り付けることが大事で、いくらフォークを上手に整備してもこれが出来ていないと意味がなくなってしまいます。