BMW　S1000RRの中古車納車整備の一つであるブレーキフルード交換をします。 S1000RRはフロント2キャリパー、リヤ1キャリパーの計3か所のフルードを交換します。 センタースタンドを立てて、車体を垂直にします。

ブレーキフルードは塗装に悪影響をあたえるので、ウエスで保護してから作業します。

フロントは8ｍｍのメガネ

リヤは11ｍｍのメガネ

交換前のフルードは色がくすんで半固形の沈殿物も確認できます。 このフルードの劣化がブレーキ固着の原因になったりします。

スポイトで古いフルードを吸い取って、タンク内を清掃します。

新品のBMW純正のフルードは鮮やかで透き通った色です。 ブレーキフルードは吸湿性が高く、使わなくても劣化します。 最低でも2年に一回車検ごとの交換をおすすめします。 ブレーキを酷使する方などは早めの交換を。

中古車の納車前にはブレーキフルードの交換のほかにもエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、クラッチオイルなど各種オイルを全交換してからの納車になります。 エンジンオイル交換時にはもちろんフィルターも交換です。