セルフでオイル交換、廃油処理の方法を覚えよう
バイクのエンジンを傷めないために、定期的なエンジンオイルの交換は必要なメンテナンス。もちろんバイクショップに依頼することもできますが、自分でも簡単にできるので、工賃のかからないセルフでの作業がおすすめです。
そこで困るのが、オイル交換後の廃油の処理。本記事では、そんなオイル交換後の廃油の処理方法をご紹介します。準備するものなどもあるので、これからバイクのオイル交換を行おうと考えている方はチェックしておきましょう。
オイル交換後の廃油、どう処理する?
オイル交換後の廃油の処理に困るから自分ではオイル交換をしない、という人もいるほど、廃油の処理は厄介な問題。しかし、方法さえ知っていれば苦労することはありません。ここでは代表的な3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
廃油処理箱(オイルパック)で固める
最も一般的なのが、オイルパックで固める方法。凝固剤や吸収剤が入っているため、廃油を箱の中に注ぎ込むだけで完了します。デメリットは1箱200〜300円ほどのコストがかかる点。
オイルパックを自作する
段ボール箱にビニール袋を2、3枚重ね、その中に廃油処理剤を入れてオイルパックを自作する方法。コストはかかりませんが、オイルが漏れるリスクがあります。
無料引き取りや買い取りしてくれる場所を利用する
ガソリンスタンドや自動車整備施設、バイクショップでは廃油を無料で引き取ってくれることがあります。また、場所によっては有料で買い取ってくれることも。ただし、それまで自分で保管しておかなければいけない面倒さがあります。
廃油処理剤は必ず準備しよう

上の項で、廃油の処理方法のひとつとして「オイルパックを自作する」方法をご紹介しました。web上にはオイルパックの自作方法を紹介しているHPが数多くありますが、そのなかには廃油処理剤を使用せず、トイレットペーパーを使用しているものもあります。
しかし、廃油処理剤を使用しない廃油処理方法は危険を伴うので、絶対にやめておきましょう。オイルが漏れてしまう可能性が高いうえ、オイルを吸収しきれていなかったりオイルが固まりきらなかったりした場合、ゴミ収集車は回収してくれません。そういったことから、必ず廃油処理剤を使用しましょう。
処分は自治体の「ゴミのルール」を守ることが一番
基本的に廃油処理をしたオイルパックは、燃えるゴミとして回収されることが多いですが、古い焼却炉では炉を傷める可能性があるため、ゴミの分別方法は自治体によって異なります。
そのため、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか、また、いつものゴミ集積所に出して良いのかなどは、お住まいの自治体に問い合わせておきましょう。
まとめ
本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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